Ippo-san’s diary

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東京オリンピックサッカー:オーバーエイジ候補選びは戦略ファースト

東京オリンピックサッカーのオーバーエイジ(OA)枠に相応しい選手を考えるのは楽しいが予想はかなり難しい。巷ではいろいろな選手が人気や期待などの視点でOA候補に取り上げられているが、私も同様の視点(+招集可能性)でOA候補を予想してみた。それに関してはこちらの記事をどうぞ!

アジア2次予選で2020東京五輪サッカーオーバーエイジ候補が見えてくる

ただ、東京五輪メダル獲得に向けたOA選考のベストアプローチ?、かどうかは疑問である。何故ならこれまでの五輪成績に裏付けされた戦略的アプローチとは言えないからである。

歴史は過去の失敗(成功)から多くのこと(何故そうなったかなど)を教えてくれる。サッカーにおいても過去五回の五輪大会でどうして欧州チームが優勝していないのか、サッカーファンならご存知でしょう。

そこで2020東京オリンピックのオーバーエイジ候補選考方法のオプションとして過去5回の五輪成績を分析してメダル獲得にはどんな戦略がベストか、そして、その戦略に沿った戦術を実践するに上でどんなOA候補が相応しいか、大げさではあるが、戦略ファーストのオプションを紹介したい。

なお、新着記事や関連記事もご覧いただければ幸いです。

  • 日本代表選手の実力や貢献を独自の視点でランキングこちら
  • E-1選手権はOA候補と五輪世代で臨み金メダルへGo:こちら
  • リオの失敗を活かせば金メダルへの扉が開ける:こちら
  • 男子五輪日本代表がベスト4になる為にGSで必要な成績:こちら

また、東京五輪サッカーに関する特集記事、

  • 東京五輪サッカー:W杯・五輪データで分かる勝利への道はこちら
  • 東京五輪サッカーの出場国・メンバー・結果予想を楽しもうはこちら

そして五輪世代の起用で注目される「2022年W杯アジア2次・最終予選は見どころいっぱい、日程・試合結果」もよろしくお願いします。

GS成績から得られたベスト4に欠かせない3点

 

ご参考までに過去五回の五輪でベスト4となったチームの成績はこちら! 

2020東京オリンピックサッカー:出場国と過去の五輪成績

 

さらにベスト4に輝いたチームの成績分析で分かったベスト4になる為のグループ・ステージ(GS)成績の目安を紹介した記事はこちら!

東京五輪サッカー男子:ベスト4になる為にGSで必要な成績

 

ベスト4チーム成績分析結果から得た重要な点は3つ(%はベスト4確率)

ベスト4の目安となる他の指標は見当たらなかった。

  • GS1位     65%
  • GS失点1以下 80%
  • GS3勝    100%

GS1位のベスト4確率は思ったより低い。

  • 日本チームはロンドン五輪(4位)でスペインと同組であったがGS1位

GS失点1以下ならベスト4の確率は高い

  • 日本チームはロンドン五輪(4位)でGS無失点

GS3勝チームのベスト4の確率は100%だが、

  • 過去5大会ではブラジルとアルゼンチンのみが達成。日本には当てはまりそうもないが目指して欲しい 

上記の点を考慮して日本が取るべき戦略について考察するが、その前に日本代表五輪成績をレビューしておきましょう。

 

日本代表過去5回のオリンピック成績

 

日本代表はロンドン五輪で4位(OA規定が導入されてから最高の成績)

この時のOA選手は

  • センターバック 吉田麻也
  • 左サイドバック 徳永修平

結果はGS1位とGS無失点の成績で4位。

リオ五輪では1勝1分1敗GS3位で予選敗退

  • センターバック 塩谷 司
  • 左サイドバック 藤春廣輝
  • FW       興梠慎三

北京五輪では召集0で3戦3敗でGS敗退

アテネ五輪では1勝2敗GS4位で予選敗退

  • GK       曽ヶ端準 
  • MF              小野伸二

シドニー五輪では2勝1敗GS2位(ブラジルに総得点で1及ばず)でベスト8

  • GK          楢崎正剛                                         
  • センターバック 森岡隆三
  • MF        三浦淳宏                            

ロンドン五輪でOA選手をどうして2名に限定したかは分からないが、3名であったらメダルと取れていた!?

 

日本代表が取るべきオーバーエイジ選考戦略

 

過去5大会ベスト4になったチームのGS成績+日本代表の過去5大会の成績から導けるのは

  • GS失点1以下を狙うチーム編成

具体的なOA枠は

  • ディフェンス2
  • ボランチ1

これが私の頭の中ではメダル獲得に向けたOA候補選びのベストオプション。

JFAは東京五輪メダル獲得にどんな戦略を立てているのだろうか?

ちなみに、戦略はJFA幹部が立てるもの。それに沿って戦術を考え実行するのが監督

2019年10月の時点で候補を絞るなら

  • ディフェンスに吉田麻椰or昌子源or畑中慎之介室屋成
  • ボランチに橋本拳人

(吉田も昌子もは来夏に移籍でもしない限り招集は難しいだろう)

いずれにせよ、W杯アジア2次予選をじっくり見れば自ずとOA候補も絞られてくるだろう。

アジア2次予選の情報はこちら!

2022年W杯アジア2次・最終予選は見どころいっぱい、日程・試合結果など

 

 

 

おわりに

 

アジア2次予選では若手の起用が限られている。「何が起こるか分からないのがアジア2次予選」と周囲が煽るのを盾に、過去6回連続五輪に出場しているにも拘らず100%安全志向の「ベストメンバー」を実践している。

JFAは日本の実績に自信が持てないのだろうか?日本の実力を信頼していないのだろうか?従来の枠から「一歩でも踏み出そう」という勇気やチャレンジ精神は持ち合わせていないようだ。

それとも「東京五輪世代はたくさんの試合を通して経験を積み上げている+結果もよい。だからこのまま進んでも大丈夫」という事なのだろうか?

私が思うに超格下相手の2次予選を上手に賢く活用することが東京五輪メダル獲得を確実にする道。そのためにはアジア2次予選

  • 五輪世代を多用する
  • OA活用戦略を決めてその候補を積極的に試す
  • OA候補と五輪世代候補を同時起用して連係を積み上げる

これを実践したからといって2次予選敗退などあり得ない話である。仮に敗退危機に直面しても巻き返せるだけの実力を日本代表チームは備えている。もっと選手と現場を信頼して2次予選をサポートして欲しいものだ。

いかがでしたか? OA選考にはいろいろな考えがあるかと思いますが五輪の歴史と実績を踏まえた戦略ファーストの選考を紹介しました。OA候補を考える上で少しでもご参考になったなら幸いです。