2023FIFA女子ワールドカップ、影の優勝候補はこのチーム!

(2022年3月1日掲載:3月31日更新)

はじめに

2023FIFA女子W杯の優勝候補と言えば、誰でも、アメリカ、ドイツ、スウェーデンなどをあげるでしょう。その筆頭はアメリカ。しかし、この数年でメキメキと力をつけている影の優勝候補が存在します。

本記事では、アメリカに次ぐ優勝候補を紹介。その根拠をいくつかの視点から考察しましたので皆さんとシェアしたいと思います。皆さんは、どこの国の代表チームと思いますか?

影の優勝候補の国は・・・

異常なサッカー人気

近年女子サッカー人気はどんどん高まっている。アメリカの2021年度平均観客数は4,898人(2019年度は7、337人)。イングランド女子スーパーリーグの19-20年シーズン平均観客数は3,401人。一方、なでしこリーグの2019年平均観客数は1,219人。

残念ながら影の優勝候補の国の平均観客数情報は得られないが、その国での2019年3月18日の国内リーグ戦の観客数は60,739人。これは女子サッカークラブチームの試合では世界記録らしい。

しかし、この記録は2022年3月30日に破られる。21-22欧州女子チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのクラブR対クラブB戦のチケットは既に8万枚超売れているのだ(結果は91,533人で女子サッカー史上最多、まさにクレージー)。

この国では女子サッカー人気に火がついているが、その代表チームが影の優勝候補。一体、どこの国の代表チームでしょうか?

 

代表チームメンバーの主体は2クラブ

直近の代表チームメンバー構成では、9人がクラブB、そして6人がクラブRから。クラブBは現在国内リーグ1位。

しかもこのクラブは女子クラブ世界ランキングでTop5に入る。因みに、サッカー女子クラブ世界ランキングはこちらをどうぞ!

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また、このクラブは、20-21欧州女子チャンピオンズリーグを制覇。女子サッカーに詳しい方なら、影の優勝候補がどの国なのかお分かりになったと察します。そうです。ご推察の通りスペイン女子代表チームですね。

なお、クラブBはバルセロナ、クラブRはレアル・マドリード。

 

ワールドカップ成績など

初のW杯出場となった2015年大会ではグループ・リーグ敗退。2019年フランス大会で初のベスト16進出。特にフランス大会では運悪く準々決勝でアメリカと対戦し0-1で負けてしまった。そうでなければベスト4に入ってもおかしくない実力であったと思う。

2015W杯カナダ大会 E組 0勝1分2敗 最下位

  • スペイン 1-1 コスタリカ
  • ブラジル 1-0 スペイン
  • 韓国 2-1 スペイン

2019W杯フランス大会 B組 1勝1分1敗 ベスト16

  • スペイン 3-1 南ア
  • ドイツ 1-0 スペイン
  • 中国 0-0 スペイン

2020 Shebelivesカップ 2勝-0分-1敗 準優勝

  • スペイ 3-1 日本
  • アメリカ 1-0 スペイン
  • イングランド 0-1 スペイン

なお、2020Shebelievesカップについてはこちらをどうぞ!

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FIFA女子ランキング

2015 W杯直後の7月のFIFA女子ランキングは19位。その後、上記のような活躍により2022年3月25日発表では7位までランクアップ。なお、過去5年間のスペインのランキングを含めた推移はこちら!

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2023W杯出場は間違いなし

2023W杯欧州予選では、2022年2月28日現在、B組で10試合中5試合消化。43得点0失点。なかでもFIFAランキング23位のスコットランド(B組2位)を8-0で圧倒している。2023W杯出場は間違いなし⇒2022年4月に出場確定。

 

この大会で優勝候補かどうかがハッキリする

ご覧いただいたように全ての面で上昇中なのが現在のスペイン女子代表チーム。スペイン女子代表が2023FIFA女子ワールドカップでの影の優勝候補であるとご理解いただけたと思います。

さらに、アーノルド・クラーク大会の結果次第では、アメリカに次ぐ優勝候補となるでしょう。この大会はイングランド(8位)がドイツ(3位)、カナダ(6位)、スペイン(9位)をホームに迎えて開催(2022年2月17日~23日)する初の大会。

それはまさしく米国のSheBelieves Cupの欧州版で2022年度で最もレベルの高い大会。私はスペインが優勝すると思っている。そうなればスペイン女子の3月発表FIFAランキングはさらにアップしているでしょう(3月25日発表で2ランクアップの7位)

アーノルド・クラーク大会 結果報告

得失点差1で準優勝となったが、イングランド戦では引き分けとなったがシュート数は11対5、ボールポゼッションは66%対34%でスペインが優った。なお、ドイツとカナダに対してもイングランド戦と同様のパーフォーマンス。

カナダに勝利しただけなのでFIFAランキングのアップはないかも知れないが、この4チームでは実力No1と言っていいでしょう。

  • 1位 イングランド 1勝-2分-0敗
  • 2位 スペイン 1-2-0
  • 3位 カナダ 1-1-1
  • 4位 ドイツ 0-1-2

 

最近のスペイン女子代表成績(2020年~)

21戦18勝2分1敗。なお、最後の敗戦は2020年3月9日SheBelieves Cupアメリカ戦1-0敗けまで溯らなければならない。なお、2021年以降の強豪国(ランキングトップ10内)との対戦に限ると、

  • 2021.4.10 オランダ戦 1-0勝
  • 2022.2.17 ドイツ戦 1-1
  • 2022.2.20 イングランド戦 1-1
  • 2022.2.23 カナダ戦 1-0 勝

ただ、9月22日にこんな記事を目にした。

”前代未聞の事態”…スペイン女子代表、選手15名がチーム体制への不満と招集辞退を連盟に通達(SOCCER KING) - Yahoo!ニュース

UEFA Women’s Championshipでライバルのイングランドやドイツに敗戦したが、このような異常事態であれば当然の結果である。正常化を期待したい。

 

おわりに

2023W杯の影の優勝候補がスペイン女子代表であるというデータを紹介。スペイン代表の主力はバルセロナの選手。Arnold Clarkカップ初戦のドイツ女子代表との試合では先発メンバー9人がバルセロナの選手。

現在進行中のアメリカ女子代表の世代交代が期待通りに進まなければ、スペイン女子代表の2023W杯優勝は十分にあり得ると思っています。なお、アメリカ女子代表の世代交代についてはこちらをどうぞ!

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いかがでしたか?2023FIFA女子ワールドカップの組み合わせにもよりますが、スペイン女子代表は少なくともW杯ベスト4に入る実力を備えたチームであることは間違いないでしょう。