【2021年版】外国籍Jリーガーで前半戦に最も活躍した選手は?

2021年度前半戦の日本人Jリーガーの活躍に関してはこちらの記事「2021年前半戦:日本人Jリーガーランキング、最も活躍した選手は?」で紹介しました。

2021年度シーズンでは、外国籍Jリーガーの多くは新型コロナウイルス感染症に伴う入国制限措置なとでチーム合流が遅れました。そのため即戦力としての役目を思うように果たしていない外国籍Jリーガーが多い。

その結果、初来日の外国人選手を多く獲得したクラブが苦戦している。この点も含めて外国籍Jリーガーの2021年度前半戦における活躍度をポジション別にランキング形式で紹介します。

なお、こちらも合わせてご覧いただければ幸いです。

日本人Jリーガーとほぼ同じ尺度を使ってランキング 

リーグ点

2021年1月29日時点のリーグ世界ランキングでポイントを付与 ただ、Jリーガーには一律10点付与。

  • 欧州4大リーグ       50点
  • 仏・露・葡の1部リーグ   30点
  • ランキング8位~15位   20点(ベルギー、オランダ)
  • ランキング16位~30位 15点(セルビア、ノルウェー)
  • ランキング31位~50位 10点(J1リーグ、ドイツ2部、スペイン2部)
  • ランキング50位~    5点 

 

クラブ点

2021年5月23日時点の最新のクラブ世界ランキングでポイントを付与。

  • 1~16位   100点(欧州CL決勝Tへ進めるレベルのチーム)
  • 17~50位   70点(UEFAヨーロッパリーグ本戦へ進めるレベルのチーム)
  • 51~100位    50点(川崎F)
  • 101~200位     45点
  • 201~300位     40点(鹿島、横浜FM)
  • 301~400位     35点(広島、セ大阪)
  • 401~500位  30点(名古屋、FC東京、浦和)
  • 501~750位  25点(G大阪、神戸、柏、鳥栖、札幌)
  • 751~1000位   20点
  • 1001~1500位 15点(清水、仙台、大分、湘南)
  • 1501位~    10点(福岡、横浜FC、徳島)

   

出場点 

クラブによってリーグ戦の消化試合数が違うが、6月2日迄のチームごとのリーグ戦消化試合数を分母とした。ただし、ケガでチームを離れた場合の試合数は分母から除外。また、10試合未満の選手はランキングの対象外とした。

なお、ルヴァンカップやゼロックススーパーカップなどの公式戦プレー時間(6月6日迄)は分子のみに加算(AFC出場チームにはやや不利)。

 

ボーナス点

得点・アシスト数に加えてシュートセーブ率タックル成功敵陣パス数インターセプトチャンスクリエイト数など得点・アシスト関連以外の数十項目のスタッツランキングTop10選手に付与。 

  • 得点   +2点(全公式試合対象)
  • アシスト +1点(全公式試合対象)
  • CS   +2点(GKのクリーンシート)
  • スタッツランキング 1~5位   +4点
  • スタッツランキング 6位~10位  +2点

 

合計点

まとめると、選手の活躍度ランキングを下記の合計で算定。

  • リーグ点(Jリーグは10点)
  • クラブ点
  • 出場点
  • ボーナス点

 

ポジション別ランキング 

 

合計点で算出した外国籍Jリーガーの活躍度ランキングは下記の通り。なお、彼らの推定市場価値ランキングは「外国籍Jリーガー市場価値ランキング、1位は?」をご覧ください。

 

所属クラブ・ランク・出場期間

 

GK

  • 推定市場価値M€はキム・ジンヒョン0.95、キム・スンギュ0.9、チョン・ソンリョン0.9、ランゲラック0.85、ヤクブ・スウォビィク0.8の順
  • クリーンシート数1位はランゲラックで14、2位はパク・イルギュで10
  • チョン・ソンリョンはPA内シュートパンチング率2位
  • ランゲラックはクロスパンチング率3位
  • キム・ジンヒョンがPA内シュートキャッチ率4位
  • パク・イルギュは空中戦勝率1位、PA内シュートセーブ率2位

#

選手名

国籍

チーム

出場時間

1

チョン・ソンリョン

韓国

川崎

1530

2

ランゲラック

オーストラリア

名古屋

1800

3

キム・ジンヒョン

韓国

セ大阪

1620

4

パク・イルギュ

韓国

鳥栖

1620

5

キム・スンギュ

韓国

1620

6

ヤクブ・スウォビィク

ポーランド

仙台

1620

         

 

#

選手名

1

チョン・ソンリョン

10

50

100

24

184

2

ランゲラック

10

30

100

38

178

3

キム・ジンヒョン

10

35

100

18

163

4

パク・イルギュ

10

15

100

32

157

5

キム・スンギュ

10

25

106

8

149

6

ヤクブ・スウォビィク

10

15

106

10

141

 

DF

  • 推定市場価値はカカ1.8、ブルーノ・ウヴィニ1.5、エウシーニョ1.2、トーマス・フェルマーレン1.1、チアゴ・マルティンス0.9、ティーラトン0.9、エメルソン・サントス0.9の順
  • アレクサンダー・ショルツ2.0カカウヴィニなど10試合未満の選手は対象外
  • チアゴ・マルティンスは1試合平均プレー数3位
  • ティーラトンは1試合平均敵陣パス数2位
  • シマオ・マテはタックル14回で成功率100%

#

選手名

国籍

チーム

出場時間

1

チアゴ・マルティンス

ブラジル

横浜FM

1710

2

ジェジエウ

ブラジル

川崎

1542

3

ティーラトン

タイ

横浜FM

962

4

エドゥアルド

ブラジル

鳥栖

1620

5

エミル・サロモンソン

スウェーデン

福岡

1612

6

ヴァウド

ブラジル

清水

1432

7

ファン・ソッコ

韓国

鳥栖

1434

8

ルーカス・フェルナンデス

ブラジル

札幌

1033

9

ドウグラス グローリ

ブラジル

福岡

1379

10

エウシーニョ

ブラジル

清水

1154

11

ジエゴ

ブラジル

徳島

1075

12

マギーニョ

ブラジル

横浜FC

1059

13

シマオ・マテ

モザンビーク

仙台

817

 

#

選手名

リ|グ点

クラブ点

出  場  点

ボ|ナス点

合計点

1

チアゴ・マルティンス

10

40

119

6

175

2

ジェジエウ

10

50

90

2

152

3

ティーラトン

10

40

89

12

151

4

エドゥアルド

10

15

100

16

141

5

エミル・サロモンソン

10

10

100

11

131

6

ヴァウド

10

15

94

3

122

7

ファン・ソッコ

10

15

89

3

117

8

ルーカス・フェルナンデス

10

25

72

6

113

9

ドウグラス グローリ

10

10

85

2

107

10

エウシーニョ

10

15

75

3

103

11

ジエゴ

10

10

66

0

86

12

マギーニョ

10

10

65

1

86

13

シマオ マテ

10

15

53

4

82

   

MF

  • 推定市場価値はイニエスタ2.5ピトゥカ2.4、バトッキオ2.0、チャナティップ1.7、カイキ1.3、レアンドロ1.2の
  • イニエスタピトゥカなど出場試合が10未満の選手は対象外
  • ジョアン・シミッチは1試合平均タックル数4位
  • ファン・アラーノは1試合平均チャンスクリエイト数3位

#

選手名

国籍

チーム

出場時間

1

ジョアン・シミッチ

ブラジル

川崎

1456

2

レオ・シルバ

ブラジル

鹿島

1339

3

マルコス・ジュニオール

ブラジル

横浜FM

977

4

ファン・アラーノ

ブラジル

鹿島

830

5

セルジ サンペール

スペイン

神戸

1155

6

ハイネル

ブラジル

広島

555

7

エゼキエウ

ブラジル

広島

957

8

チャナティップ

タイ

札幌

830

9

ヒシャルジソン

ブラジル

947

10

カウエ

ブラジル

福岡

862

11

チュ セジョン

韓国

G大阪

513

12

ガブリエル・シャビエル

ブラジル

名古屋

441

 

#

選手名

リ|グ点

クラブ点

出場点

ボ|ナス点

合計点

1

ジョアン・シミッチ

10

50

90

8

158

2

レオ・シルバ

10

40

88

2

140

3

マルコス・ジュニオール

10

40

78

9

137

4

ファン・アラーノ

10

40

66

7

123

5

セルジ サンペール

10

25

75

2

112

6

ハイネル

10

35

56

2

103

7

エゼキエウ

10

35

56

1

102

8

チャナティップ

10

25

61

5

101

9

ヒシャルジソン

10

25

62

1

98

10

カウエ

10

10

53

7

80

11

チュ セジョン

10

25

38

1

74

12

ガブリエル・シャビエル

10

30

25

0

65

  

FW 

  • 推定市場価値はリンコン3.5、ジョン・マリ3、カルリーニョス・ジュニオ2、カスパー・ユンカー2、マルコス・ジュニオール1.9、クリスティアーノ1.7の順
  • リンコンジョン・マリユンカーなど10試合未満の選手は対象外
  • リーグ戦得点1位はアンデルソン・ロペスとレアンドロ・ダミアンで12
  • 全公式戦での第1位はアンデルソン・ロペスで14
  • アシスト数1位はレアンドロ・ダミアンで7
  • エウベルは1試合平均チャンスクリエイト数5位  
  • 1月中旬に来日したチアゴ・サンタナ(前所属:ポルトガル サンタ・クララ)は20-21シーズンのポルトガルリーグ前半戦で9試合7得点。清水ではここまで17試合6得点1アシスト。初来日36名の中で唯一ランクインしている。

#

選手名

国籍

チーム

出場時間

1

レアンドロ・ダミアン

ブラジル

川崎

1346

2

エウベル

ブラジル

横浜FM

1328

3

アンデルソン・ロペス

ブラジル

札幌

1335

4

ディエゴ・オリヴェイラ

ブラジル

FC東京

1489

5

マテウス

ブラジル

名古屋

1632

6

チアゴ・サンタナ

ブラジル

清水

1505

7

アダイウトン

ブラジル

FC東京

1216

8

エヴェラウド

ブラジル

鹿島

1006

9

パトリック

ブラジル

G大阪

844

10

クリスティアーノ

ブラジル

965

11

クレーベ

ブラジル

横浜FC

1157

12

カルリーニョス・ジュニオ

ブラジル

清水

790

13

マルティノス

オランダ

仙台

859

14

ブルーノ・メンデス

ブラジル

福岡

959

15

レアンドロ・ペレイラ

ブラジル

G大阪

668

16

フアンマ デルガド

スペイン

福岡

783

 

#

選手名

リーグ点

クラブ点

出場点

ボーナス点

合計点

1

レアンドロ・ダミアン

10

50

71

31

162

2

エウベル

10

40

92

17

159

3

アンデルソン・ロペス

10

25

93

28

156

4

ディエゴ・オリヴェイラ

10

30

97

17

154

5

マテウス

10

30

91

13

144

6

チアゴ・サンタナ

10

15

98

15

138

7

アダイウトン

10

30

79

8

127

8

エヴェラウド

10

40

66

8

124

9

パトリック

10

25

63

6

104

10

クリスティアーノ

10

25

63

6

104

11

クレーベ

10

10

71

11

102

12

カルリーニョス・ジュニオ

10

15

73

3

101

13

マルティノス

10

15

56

8

89

14

ブルーノ・メンデス

10

10

59

10

89

15

レアンドロ・ペレイラ

10

25

49

4

88

16

フアンマ デルガド

10

10

48

4

72

  

外国人でも初めてのサッカー環境への適応に苦労する?

 

欧州組サッカー選手の活躍度ランキングで掲載した日本人の出場点とJリーガーの外国人の出場点を比較すると、

  • 外国籍Jリーガーで出場点70以上は29名、全外国人Jリーガーの26%
  • 欧州組日本人選手50名のうち、18名が出場点70以上。全欧州組の36%

その差10ポイント。サッカー能力の高い選手ばかりが欧州に移籍しているので当然のことかもしれないが、コロナの影響で初来日選手がほぼ全員がランキング外。これが10ポイント差の最大の理由でしょう。

ただ、その差には環境適応能力も関係しているかも?。もしかして日本人の環境適用能力は高い?この点についてはjリーグシーズン終了後に考察してみたい。

 

リーグ戦上位3チームの外国籍Jリーガーは大活躍

 

ここで使う活躍の定義を「活躍度合計点が100以上」として各チームの外国籍Jリーガーの活躍を考察してみよう。

  • リーグ戦1位の川崎フロンターレは5名中4名が活躍
  • 2位の名古屋は3名中2名が活躍
  • 3位の横浜FMは5名中4名が活躍

他にも、4位の鳥栖は8名中3名が活躍。しかし、育成目的?での獲得選手1名を除いて外国人選手を上手くローテーションして起用。別の見方をすれば定位置争いを促しているようだ。

また、5位の福岡も現時点では鳥栖と同じ様に外国人選手を起用しているようだ。従って、極端に出場実績の低い選手が見当たらない。

 

リーグ戦下位チームには初来日の外国籍Jリーガーが多い

 

初来日選手は、現時点でリーグ戦18位の仙台は7名中5名、17位のは9名中4名、10位のセ大阪は5名中4名、19位の大分は2名中2名。

セ大阪苦戦の最大の理由は外個人選手のチーム合流遅れ。外国人が出場可能となった五月は未勝利。セレッソ大阪に限らず初来日の選手を一度に多く獲得するのはコロナ禍でなくても控えた方が良さそうだ。

 

まとめ

 

 

Jリーグはしばらく中断するのでこれまでの実績を活躍度ランキングにして紹介。ポジション別活躍度ランキング1位は下記の通りでした。

  • GK チョン・ソンリョン(川崎)
  • DF チアゴ・マルティンス(横浜FM)
  • MF ジョアン・シミッチ(川崎)
  • FW レアンドロ・ダミアン(川崎)

初来日選手ほとんどは実質5月からJの舞台に登場。五月はチーム戦術などに溶け込む時期だった。

6月中旬過ぎからの後半戦では、初来日選手や市場価値の高い選手の活躍に期待したい。彼らの活躍がリーグ順位を大きく変えるかも知れません。

なお、今シーズン終了後、本記事を通期ベースでのランキングに置き換えますので再度ご訪問頂ければ幸いです。

 

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