【2025年度版】外国籍Jリーガー一覧、注目選手は?

はじめに

2022年1月13日掲載:2025年6月18日更新

本記事では2025年度外国籍Jリーガー(市場価値が100K€未満の選手除外)をクラブ別に紹介します。

2024年度J1リーグには90名以上の外国籍選手が在籍。1クラブ当たり4.5名で想定より少なかった。2025年度は更に少なく2月時点では76名(6月18日時点では86名)

なお、外国籍選手減は国内復帰の日本人選手で補われているが、この傾向は今後も続きそうだ。

本記事は、移籍・加入状況をみながら年4~5回更新しますので。また、アクセスして下さい。なお、こちらの記事もご覧いただければ幸いです。

 

外国籍Jリーガー サマリー

  • 今季外国籍Jリーガーは1922カ国(+14)から76名86名
  • ブラジル国籍が最多で52名(60%)
  • ポジションではFWが42名(49%)
  • 最多保有クラブは横浜FM・C大阪の7名。但し、C大阪はタイ選手1名なので外国籍は6名と見なされる
  • 年齢帯では26歳~30歳が52名(60%)
  • 最年長は川崎の40歳チョン・ソンリョン
  • 最高額はC大阪のファエル・ハットンで2.7M€

 

注目選手

海外からの新規加入で注目すべきは、神戸に加入したDFのカエターノ選手。傑出している訳ではないがブラジルセリエA過去3年の実績は47試合3698分。

復帰組としてはC大阪に加入したLWのファエル・ハットン。今季加入した外国選手では市場価値が最も高い2.5M€。これは全外国籍選手の中で2位タイ。

新加入組ではないが最も注目したい選手は、2024年7月に加入した2名の選手。ともに24年後半戦で大活躍。

  • ラファエル・エリアス 2.5M€、FW、京都サンガ
  • アルスラン 0.75M€、MF、広島

京都のラファエル・エリアスはリーグ戦15試合で11得点、広島のアルスランは14試合で8得点。年換算すれば、2年連続得点王のアンデルセン・ロペス(37試合24G)と同等の働きぶりだ。出場時間次第だが、2025年度の得点王争いに加わるでしょう。

 

2025年度外国籍Jリーガー一覧

漏れなどはあらかじめご了承ください。

 

外国人枠ルール 

日本サッカー協会(JFA)の外国人枠ルール(2023年時点)では

● 登録枠:制限なし

● 一般外国籍選手(外国人枠)同時出場は、J1が5名、J2・J3が4名

● Jリーグ提携国の国籍を有する選手は外国籍選手ではないものとみなす(Jリーグ提携国とはJリーグがアジアサッカー発展のためにパートナーシップを結んだ8か国:タイベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール)。ただ、現時点ではこれに該当するJ1選手はいません

 

おわりに

各クラブは戦力補強の一環として即戦力となる外国籍選手を獲得していますが、コスパが良いとは言えません。

ここ数年、期待通りの結果を残した外国籍選手は、個人的な評価ですが、およそ25%。従って、(Jリーグに適応できるかどうかわからない)海外の選手を新規獲得するよりも、Jリーグで実績のある外国籍選手や日本人欧州組を獲得する傾向がでています。

いづれにせよ、外国籍選手はJリーグの発展、そして何よりJリーグをアジアNo.1のリーグにするために必要不可欠な存在。2025年度の活躍を期待したい。

 

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