【2024年度版】外国籍Jリーガー一覧、新加入の注目選手は?

はじめに

2022年1月13日掲載:2024年2月18日更新

2023年度J1リーグにはおよそ85名の外国籍選手が在籍。1クラブ当たり4.7名で想定より少なかった、今季は現時点で80名、20クラブになったが平均4名、外国籍選手の加入は年々減少傾向。

本記事では2024年度外国籍Jリーガー(市場価値が100K€未満の5選手除外)をクラブ別に紹介します。

なお、外国籍を含むJリーガーの市場価値は6月28日以来更新されていませんが、情報が入り次第Updateしますのでよろしくお願いします。

また、こちらの記事もご覧いただければ幸いです。

 

外国籍Jリーガー サマリー

新規加入があれば速やかに更新する予定。

  • 今季外国籍Jリーガーは19カ国(-6)から80名
  • ブラジル国籍が最多で44名(55%)
  • ポジションではFWが40名(50%)
  • 市場価値では2.0M以上は6名(Jリーガー平均は0.4M€)
  • 最多契約クラブはC大阪、町田、浦和、川崎の7名
  • 年齢帯では26歳~30歳が39名(49%)
  • 最年少は19歳の川崎 パトリック・ヴェロン、最年長は同じく川崎の39歳チョン・ソンリョン

 

海外クラブから加入の注目選手

エリソン ブラジル1部 ボタフォゴFR(世界クラブランキング100位台)→川崎

  • ポジション CF
  • 年齢 24歳
  • 市場価値 3M€ 
  • 移籍金 3.2M€

 実績

  • 2023年 セリエA 13試合384分1G1A(サンパウロ)公式戦34試合1585分7G1A
  • 2022年 セリエA 20試合1488分7G1A(ボタフォゴ)公式戦34試合2179分15G3A

2023年は左太ももの相次ぐケガに悩まされ不本意なシーズンとなったが、実績は十分ありしかも24歳の伸び盛り。ケガさえなければ川崎でその才能が一気に開花しそうな予感

 

サムエル・グスタフソン スウェーデン1部 BKヘッケン(世界クラブランキング300位台)→浦和

  • スウェーデン代表 11試合765分
  • ポジション DM
  • 年齢 28歳
  • 市場価値 3M€ 
  • 移籍金 0.75M€

 実績

  • 23年 リーグ戦 29試合2481分1G8A 公式戦49試合4302分3G10A
  • 22年 リーグ戦 28試合2441分1G4A

中盤の要として攻守にわたりゲームの中心となるだろう。ヘッケンではチームキャプテンだったのでリーダーシップを発揮しそう

 

ヴィトール・ブエノ ブラジル1部 アトレチコ パラナエンセ(世界クラブランキング80位前後)→セ大阪

  • ポジション AM
  • 年齢 29歳
  • 市場価値 2.5M€ 
  • 移籍金 ?

 実績

  • 23年 リーグ戦 32試合2085分5G5A 公式戦59試合3406分11G9A
  • 22年 リーグ戦 21試合1126分4G4A 公式戦21試合1126分6G1A

23シーズンは自身のキャリアハイとなる公式戦3406分に出場。昨季同様の活躍を期待したい。完全移籍での獲得なのに契約は2024年12月31日までなのが気になる。

 

チャヴリッチ スロバキア1部ブラチスラヴァ(世界ランキング117位)→鹿島

  • ポジション RW
  • 年齢 29歳
  • 市場価値 2M€ 
  • 期限付レンタル

 実績

  • 23年 リーグ戦 15試合1103分9G6A 公式戦29試合2075分14G10A
  • 22年 リーグ戦 21試合1143分8G 公式戦54試合2964分24G3A

スロバキアリーグ市場価値はごく小さくこのリーグではブラチスラヴァ1強。しかし、得点力は今季外国人JリーガでNo.1。かなり期待できそう。

 

2024年度外国籍Jリーガー一覧

海外からの新加入はわずか15名。J2などからのステップアップが9名。北から南へクラブ別に紹介。なお、漏れなどはあらかじめご了承ください。

外国人枠ルール 

日本サッカー協会(JFA)の外国人枠ルール(2023年時点)では

● 登録枠:制限なし

● 一般外国籍選手(外国人枠)同時出場は、J1が5名、J2・J3が4名

● Jリーグ提携国の国籍を有する選手は外国籍選手ではないものとみなす(Jリーグ提携国とはJリーグがアジアサッカー発展のためにパートナーシップを結んだ8か国:タイベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール

 

おわりに

各クラブは戦力補強の一環として即戦力となる外国籍選手を獲得しているが、コスパが良いとは言えない。

2023年度で期待通りの結果を残した外国籍選手は、個人的な評価ですが、23名で85名のうちの27%。

今季はカタールW杯出場経験者の新規加入はないが、W杯経験者が増えることでJ1リーグの評価が高まる。

いづれにせよ外国籍選手はJリーグの発展、そして何よりJリーグをアジアNo.1のリーグにするために必要不可欠な存在。2024年度の活躍を期待したい。

 

主なサッカー関連記事

▼ リーグ・クラブ ランキング

選手ランキング

▼ 日本代表

リーグレベル

▼ 欧州組

Jリーグ

▼ 女子サッカー