Ippo-san’s diary

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これだけは気をつけたいフランス食事マナー20選

40年近く日仏間のビジネスに携わる中で食事の席で気になるマナーが散見される。日本では常識な振る舞い、あるいは、誰も気に留めない振る舞いでもヨーロッパでは誤解や顰蹙(ヒンシュク)を買う。

マクドナルドのようなファースト・フード店やトゥー・ダルジョンのような超有名レストランでのマナーは別にして、ここでは少し上品なレストランを想定したフランス食事マナー20選(*特に気を付けてほしいマナー)を皆さんにお伝えしましょう。 

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(レマン湖畔シエ港近くのRestaurant les Pêcheursサイトより)

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マナーが悪いとどうなる?

郷に入っては郷に従え」、食事マナーも同じですね。ただ、「郷に従え」と言われても「郷」(食事マナー)がどのようなものか知らないと、

  • 周りのお客さんの不満や苦情
  • 不親切なサービス
  • 無視、差別扱い

などが起こり得る。せっかくの楽しい旅が台無しとなり不愉快な思い出が残る。そんな旅にならないよう、基本的な食事マナーを知りましょう。

 

食事マナー20選

① マスクをしてレストランに入らない

マスクをしていると病人と勘違いされる。日本では衛生面からマスクをしたままでもOKだが、フランスを含むヨーロッパでは異様に受け止められる。マスク姿よりも笑顔で、昼は「ボンジュール」、夜は「ボンソワール」と挨拶すれば、親近感が生まれ、対応も違ってくる。なお、レストランの客層に合った服装がおすすめ。

 

② 空席に勝手に座らない

レストランに入ったら案内されるまで待つ。お店の人の指示に従って席につくようにして下さい。席が気に入らない場合は、言葉ができなくでも首を傾げて不満を示せば、より良い席に案内してくれることもある。

 

③ 飲み物のサービスはウエーターに任せる

日本では飲み物がくるとお客様や上司によくお酌する。フランスではボトルやグラスには手を触れないように!レデイー・ファーストの国なのでウエーターがまず女性からサービスを始める。

ワインの試飲はホストの役目。その後、皆さんに注がれる。そして最後にホストのグラスに注がれる。ホストは注ぎ忘れられたのかと心配してウエーターに催促する必要はない。

 

④ サービスを受けたらその都度「メルシー」とお礼を言う

席に案内される時、飲み物や料理を出される時、お皿が下げられる時など、ウエーターからサービスを受けた時にお礼を言うのが礼儀。日本の慣習とは真逆ですが、これがこちらの文化。ウエーターに怒って文句を言っても間違いなくサービスは更に悪くなるだけ。一方、褒めたり、おだてたりすれば良くしてくれる民族であることを覚えておいてね!

 

⑤ 飲み物に氷を入れない

日本では氷を入れて飲む習慣があるが、フランスではまだ一般的ではない。むしろ冷え過ぎたものは懸念される。また、温度に敏感で香りや味を楽しむワインやシャンパン、ブランデーに氷を入れるのはNG。氷を入れる行為は、丹精込めて作った生産者への侮辱になるので止めた方が良い。

(フランス ボンヌビル近郊のLe Bistro du Capucin サイトより)f:id:Ippo-san:20200216104409p:plain

 

⑥ 乾杯で一気飲みはしない

日本では注がれた盃を一気に空にするのが習慣。こちらでも乾杯するが、一気に飲み干すことはしない。食事と同様、美味しいものを少しずつ楽しみながら味わう。一気に飲んでしまっては、その美味しさを堪能できないしホストに対しても失礼になる。

 

⑦ パンは食事しながら食べる

パンがテーブルに置かれると、すぐに手を出してお酒のおつまみのように食べ始める方を見かける。パンは食事しながら食べるもの。パンだけを先に食べると、よほどお腹を空かしているものと勘違いされ行儀が悪いと思われてしまう。

 

⑧ バターは催促しない

日本ではパンにバターは付き物になっているようだが、こちらは注文した料理によってバターが付く場合とつかない場合がある。パンも料理によっては種類が違う。つまりパンとバターの組み合わせではなく、料理との組み合わせになっている。悪いマナーというより、知らないだけなのでここで覚えておきましょうね!

 

⑨ 鼻をすすったりゲップをしたりするのはNG *

鼻をかむのは問題ないが、すするのは非常に嫌われるゲップはヨーロッパではNG。化粧室で思い切りさっぱりしてから席に戻り引き続き食事を楽しみましょう。

 

⑩ 音を立てながらの食事はNG

スープをフーフーしたり、すすったり、ツルツルと音を立てて麺を食べるのは軽蔑される。日本では熱いものを食べたり飲んだりするが、こちらは少し冷ましてから食べるのが一般的。また食事とは噛むものなので、流し込む、吸い込むような食べ方は下品な行為に映る。

 

⑪ 食べ物を含んだまま話すのはNG *

食事中の会話で、口に食べ物を含んだままで話しかけたり答えたりするのは嫌われる。急ぐ必要はありません、多少時間がかかっても口を空にしてからゆっくりと会話を楽しみましょう。また、大声での会話や大笑いは慎みましょうね!

(凱旋門近くのLe Congres Maillotサイトより)

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⑫ 食べ物がまだ残っている口に更に詰め込むのはNG

口いっぱいに頬張って食べているところに、更に食べ物を詰め込んだりワインを飲み込んだりすると下品な行為として嫌がられる。せっかくの美味しい料理、少しずつゆっくりと堪能してください。

 

⑬ 料理は一口サイズにして食べましょう

軽く一口で入るサイズの大きさに切って食べましょう。また、口に入らないような量をとらないで、少しずつ取りゆっくりと味わってください。パンも同様、一口サイズにちぎって口に運びましょう

 

⑭ 手の届きにくいものは取ってもらう

中腰になったり、腕を伸ばしたりして塩・胡椒の瓶をとる姿を見かける。ワイングラスを倒したり、袖を汚したり、食事の邪魔になるので、ウエーターか近くの方にお願いしましょう。自信の体が椅子から浮かないようにしてください。

 

⑮ 料理はシェアしない *

 出張で来られるビジネスマンによく見かけることですが、いろいろな料理を味見してみたいとか、させてみたいとかの気配りから、お互いの料理をシェアし合います。中華料理や日本料理では普通のことですが、こちらでは一人一品が原則で、シェアは敬遠される行為。どうしてもシェアしたい時は、ウエーターに小皿をお願いし、それによそってください。

 

⑯ 姿勢を正して食事をしましょう

ご飯や味噌汁など、お茶碗を口の近くに寄せて食べる日本食とは違い、フォークやスプーンを使って皿から口まで運んで食べる西洋の食生活に慣れていない私たちは、どうしても体を皿の方に傾けてしまいがち。そうするとややネコ背で頭が下がった姿で食事をすることになる。美しい姿勢で食事しましょう。

 

⑰ ウエーターを大声で呼ばない *

用事があるときは、大きな声でウエーターを呼んだり、手を振ったりして合図するのではなく、目や指先で静かに合図しよう。

日本のガイドブックにはよくミスターのことを「ムッシュ」と書かれているが、男性のウエーターに対しそう発音すると非常に嫌がられる

ミスターはフランス語で「ムッスュー」と発音する。ところが「ムッシュ」は日本語の「ハエ」という意味。「スュー」という音は日本語になく私たちには少し難しい発音。発音に自信のない方にはおすすめできません。

 

⑱ お酒は飲みすぎない

日本でも同じでしょうが、お酒を飲みすぎてつい声が大きくなったり、顔が真赤になったり、まともに立って歩けなくなるのは、自主管理が出来ないとして周りから軽蔑の目でみられる。中でも食後酒は少量でも40度以上のものが多いので一気に酔いが回る。周りのお客さんが不愉快にならないよう気をつけましょう。

(100年の歴史があるモンパルナスのLa Rotondeサイトより)

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⑲ お会計には時間がかかる

お会計は日本と違って随分と待たされ、ついイライラして催促したくなる。気持ちは分かるが、ウエーターが忘れているのではなく、そういうものなので最初からそのつもりで気長に待ってくださいね!その間、ごまかしや間違いがないか、しっかりとレシートをチェックしましょう。

 

⑳ レストラン内での喫煙はNG *

フランスでは公共の屋内での喫煙は法律で禁止されている。歩道のそばに設けられているレストランのテラスで喫煙しているお客を見かけるかもしれませんが、屋外で開放されたテラスの場合に限り許可されている。

どうしても我慢できない方は、レストランの外に出て歩道で喫煙することはできる。しかし、衣類にタバコの匂いが付き他のお客様の迷惑になるので、レストランではなるべく我慢しましょう。因みに、フランス人の3/4は非喫煙者。喫煙者は少し肩身の狭い社会なので気をつけましょう。

  

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おわりに

お金と時間を作って出かけた海外旅行。非日常を満喫しようと思いきやとんだハプニングや災難に巻き込まれるかも知れません。例えば、盗難・詐欺、ケガ・病気、マナー違反など。

お客様は神様」、海外ではおおかた通じない。特に、レストランではそれなりの予備知識(食事マナー)が必要

予備知識を持つことは、「恥を晒したくない」からではなく「相手へのリスペクト」。そういう心を持って海外旅行に出かければ現地の人との思いもかけない出会いなど、良い意味でのハプニングを通して素晴らしい旅の思い出を作れるでしょう。

フランス食事マナー20選(作者はフランス在住40年の弟)、近い日にお役に立てばうれしい限りです。それではよい旅を!