2022カタールW杯:日本代表GL突破の可能性を高める3つの提言

はじめに

4月1日の2022ワールドカップ・カタール大会組み合わせ抽選会で日本代表のグループリーグ(GL)対戦相手はスペイン・ドイツ・コスタリカ(or ニュージーランド)に決定。

絶対的な強豪2チームと同組という結果に、多くのサッカーファンは日本代表GL突破に絶望感を抱いたと察しますが、FIFAワールドカップ優勝経験のあるスペイン・ドイツにどこまで通用するか非常に楽しみという声も聞かれました。

個人的にはスペインかドイツのどちらかに引き分ければ、GL突破の可能性は十分あり得る、その為には事前対策が重要になります。

それでは日本代表GL突破の可能性を少しでもアップする為の事前対策を3つ模索しましたので皆さんとシェアしたいと思います。

なお、こちらもご覧いただければ幸いです。

W杯開幕直前のFIFAランキング1位の国のワールドカップ優勝は何回?

4-3-3システム経験選手を招集

スポーツライターは「新たに〇〇を招集すべき」と記事にしているが、その根拠は「活躍している」、「期待が持てる」など。ところが、森保監督は彼らを招集してもすぐには使わない。ただ、問題なのはその点ではない。

難易度の高い4-3-3システムをほとんど経験していない選手を使ってもチームとして機能しないことはアジア最終予選ベトナム戦引き分けで証明済み。

代表活動時間は極めて限られている。よって、新たに招集するなら所属チームで4-3-3システム経験を積んでいる選手に限定したほうがより短期間でチーム力を高められるはずだ。

なお、日本代表4-3-3システム採用に関してはこちらをどうぞ!

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GL成績1勝1分1敗を目指せ

この成績ではGL突破は難しいのでもっと高い目標を設定すべきだ、と言うのは理解できるが、高い目標は日本代表にとっては非現実的でありプラスになるのだろうか?

また、初戦が大事と言うが、実力あるチームでさえ、初戦を落とした場合、精神的なダメージが大きくなりGL敗退につながる。

その典型例が2014大会ランキング1位(当時)のスペイン(初戦で15位オランダに敗北)、2018大会ランキング1位のドイツ(初戦でメキシコに敗北)、両チームともGL突破が確実視されていたが、GL敗退となった。

世界トップクラスのチームでもGL突破には相当のプレッシャーがかかるのだろう。上位チームと戦う日本がGL突破や初戦を意識し過ぎるのは決してプラスにならないだろう。

よって、GL突破を目指すより「ドイツかスペインのどちらかと引き分ければいい」を目指したほうが、より現実的でありプレッシャーも少なく3戦とも思いきり戦えるだろう。この成績(1勝1分1敗)でのGL突破は天に任せればよい。

因みに、過去6大会におけるGL成績1勝1分1敗でのGL突破実績は下記の通り。

全チーム対象

  • 1勝1分1敗は33チーム 17チームがGL突破
  • GL突破確率 17/192 8.8%

FIFAランキング21位以下のチーム対象(日本など)

  • ランキング21以下のチームは各大会平均16チーム出場
  • 1勝1分1敗の成績で8チームがGL突破
  • GL突破確率 8/96 8.3%

即ち、FIFAランキング23位の日本は8.3%の確率でGL突破する。

日本がGL 1勝1分1敗になると?

1勝1分1敗のチームは勝点や得失点差で敗退することがよくあるが、過去6大会で21位以下のチームで1勝1分1敗は19チーム、その内8チームがGL突破

  • GL突破確率 8/19 42%

即ち、日本がGL 1勝1分1敗なら天が42%の確率でGL突破というご褒美を授けることになる。ただ、日本代表は過去6大会で3度GL突破しているが、2大会周期(2002、2010、2018)という点が気がかりだ。

GL 1勝1分1敗と日本代表の組み合わせにに関してはこちらの記事をご覧ください。

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早めの代表メンバー選考

新たな選手を招集しても十分なプレー時間を与えないのが森保監督。選手の序列が存在するからである。

本大会までの時間(強化試合数)はあまり残されていない。

6月強化試合

  • 6月2日 パラグアイ戦(50位)
  • 6月6日 ブラジル代表(1位)
  • 6月10日 ガーナ(60位)
  • 6月14日 チュニジア(35位)or チリ(28位)

従って、6月の親善試合(強化試合)に招集するメンバーは、アジア最終予選に招集された35名を23名程度に絞った上で新たに4-3-3システム経験値の高い選手を数名招集するのがベストと思う。

新たに招集するならば神戸に期限付き移籍したロストフの橋本拳人(ケガ?)、長友からポジションを奪った小川諒也、シュトゥットガルトでレギュラー定着の伊藤洋輝などであろう。いずれの選手も所属チームで4-3-3の経験を積んでいる。

この4試合で26名前後の候補からカタールW杯日本代表選手を絞り込むこと、即ち、4-3-3システムのチーム完成度を上げるため、9月の試合結果を待たずに早めに絞り込むことを提案したい。

9月の2試合はW杯招集メンバー(+数名)によるW杯を見据えた実践テストと考えたて臨んだ方がよい。是非、中東(カタール)でテストしてほしいものだ。

なお、大会直前の1~2試合は強化試合ではなく本大会に向けてのコンディションなどの調整の為の試合で、英語ではWarm-up Matchと呼ばれている。ただ、時間がないので今大会直前の調整試合はなさそうだ。

 

おわりに

スペイン・ドイツと同組ではGL突破の可能性は極めて低い。「W杯ベスト8」の目標は捨てて「GLで1勝1分1敗」を目指した方が不要なプレッシャーやストレスから解放されて思いきってプレーできそうな気がする。

2012/13シーズンからのプレミアリーグ7,263ゴールの46%にランダムな影響(運など)があるという調査結果がある。日本代表が天(強運)を味方につければGL突破する、その結果ドイツorスペインがGL敗退と予想(願望)。

ただ、運を呼び込むためには大会まで十分な準備が必要。アーノルドパーマーの名言、「練習をすればするほど幸運を手にすることになるだろう」。

2022カタールW杯で日本代表がベストのパーフォーマンスを発揮できるよう事前対策を模索しましたが、いかがでしたか?

なお、日本代表の悲願であるカタールW杯ベスト8の可能性についてはこちらの記事をどうぞ!

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