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【最新】サッカー日本代表選手を独自の視点でランキング

2020年1月4日更新

日本代表選手の招集メンバー表を見る度に思う事がある。

  • どうして〇〇選手は漏れたのだろう?
  • どうして国内勢は少ないのだろう?

しかし、選手個人の実力度を示す物差しは市場価値ランキング以外は見当たらない。そこで、無鉄砲な手法ではあるが日本人サッカー選手の独自ランキングを作ってみた。

考慮したのは実力度貢献度

  • 選手の実力度にはクラブのランキングを採用
  • 貢献度は試合出場時間をベースに評価
  • さらにボーナスポイントとして欧州CLなどの出場実績を加味 

FWとGKを比較するのは難しいのでポジション別に分けて実力度+貢献度+ボーナスポイントの合計が高い順に掲載しました。

こんなランキングには納得できない、思われる点は多々あるでしょうが、代表選手の招集予想や選手選考評価の参考にして頂ければ幸いです。

なお、五輪予選結果などを含む最新出場国情報こちら)や新着記事、

もご覧いただければ幸いです。 

サッカー市場価値ランキングは実力を反映している?

サッカー選手がプレーしているリーグや所属クラブの実力度はサッカーリーグの世界ランキングサッカークラブの世界ランキングのデータ分かる。 

しかし、選手個人の評価は市場価値ランキングに頼るしかない。ところが、

  • 市場価値ランキングは将来性を含めた指標
  • 欧州クラブ所属選手の市場価値はおおむね高い評価

やはりビッグクラブが所属するランキングの高いリーグでプレーする選手の活躍は、即、市場価値に反映されるようだ。一方、リーグランキングが低いと、活躍してもなかなか市場価値には反映されないようだ。 

Jリーグ選手は過小評価されている?

このランキング表を作りながら一般的な認識とのギャップに気づきいた。現在の日本代表には海外選手が圧倒的に多いが、「5割を超える海外プレーヤはJリーグよりも低いクラブでプレー」している、という事実。

Jリーグの川崎(世界ランキング146位)と鹿島(世界ランキング163位)より上位のクラブ(日本人プレーヤー所属)はわずか15。Jリーグの選手が過小評価されている実態が浮き彫りになりましたね。

このような視点からすると日本代表に海外選手が多すぎると言える。Jリーグで経験できないものを積み上げることができるのは確かだが、レギュラーを確保できない選手はどうなんだろう?

JリーグやACLでバリバリ活躍する選手はもっと評価されるべきと思いますがいかがでしょう?

世界サッカークラブランキングで実力度を点数化

サッカー選手の所属クラブ実力点は、2020年1月4日時点での世界サッカークラブランキングをベースに算出。

掲載されているクラブ数は2555で2000よりも多い。それに2部や3部リーグなど、掲載されていないクラブは何千とある。

クラブ実力点は2000を所属クラブのランキングで割った値。それをそのまま選手の実力点とした。ただし、リヴァプールはランキング1位の為、そのままでは2000点になってしまうので最高は150点とした。なお、2位はFCポルト(世界ランク16位)の中島翔哉選手で125点。

最も低い点数はサークル・ブルッヘ(世界ランク2290位)所属の植田直道選手の1点。リヴァプール(150点)とサークル・ブルッヘ(1点)の間にそんな大きな差があるとは思えないが、リヴァプールでプレーするなら149名のDF選手を抜かなければならないと理解して頂くと何となく納得できると思います。

なお、安部裕葵選手のようにバルセロナBの順位は掲載されていませんでしたので0点とした。  

貢献度を出場実績で点数化

2019年度のシーズン試合出場時間(分)をベースに点数化。ただし、国内リーグ以外の出場時間は考慮していません。例えば、

  • カップ戦
  • 欧州CL(*)
  • 欧州EL(*)
  • AFCチャンピオンズリーグ(*)、など

(*)についてはボーナスポイントとして後で加算。

貢献度からは下記のケースは(不利にならないよう)計算対象外。

  • ケガ
  • 病気
  • 国際マッチデー期間外の代表招集、など

例えば、広島のリーグ戦は34試合ありましたが大迫選手は3試合代表試合などの理由で3試合出場できませんでしたのでこの3試合を計算から除外。合計31試合の内29試合2610分プレーしたので2610÷(31x90)=94%の出場率=チーム貢献度。

なお、3部リーグ出場の場合は0点。最高は100点。

 

ボーナスポイント・合計点

ボーナスポイント(B点)の対象試合

  • 欧州CL本戦 90分出場毎に20ポイント加算
  • 欧州EL本戦、欧州CL予選 90分出場毎に10ポイント加算
  • AFCチャンピオンズリーグ 90分出場毎に2ポイント加算

なお、加算ポイントは優勝した場合、所属クラブが手にする優勝賞金、出場給、勝利給などの総収入比でポイント化(ややAFCと欧州ELに甘めの配分)

 

合計点

  • 実力点+出場点+B点 
  • 赤字AFC本戦、緑字EL本戦と欧州CL予選、黒字CL本戦

ポジション別ランキング 

GK選手

川島選手と権田選手のリーグ戦出場実績は2020年1月4日現在ゼロ。

選手名

所属クラブ

Rank

実力点

出場 時間

出場点

西川周作

浦和

353

6

2970

97

大迫敬介

広島

301

7

2610

94

中村航輔

545

4

3690

100

東口順昭

G大阪

492

4

3060

100

シュミット

シント・トロイデン

627

3

1800

100

川島永嗣

RCストラスブール

183

11

0

0

権田修一

ポルティモネンセ

680

3

0

0

 

西川選手のボーナス点は AFC出場実績1170分÷90 x 2 = 26点

 

選手名

所属クラブ

Rank

B点

合計

1

西川周作

浦和

353

26

129

2

大迫敬介

広島

301

6

107

3

中村航輔

545

 

104

4

東口順昭

G大阪

492

 

104

5

シュミット

シント・トロイデン

627

 

103

6

川島永嗣

RCストラスブール

183

 

11

7

権田修一

ポルティモネンセ

680

 

3

 

DF選手

選手名

所属クラブ

Rank

実力点

出場 時間

出場点

長友佑都

ガラタサライ

156

13

1202

89

槙野智章

浦和

353

6

2880

97

酒井宏樹

マルセイユ

61

33

1383

96

冨安健洋

ボローニャFC

115

17

1074

99

佐々木翔

広島

301

7

2739

95

畠中 槙之輔

横浜

274

7

3060

100

菅原由勢

AZアルクマール

54

37

570

35

室屋 成

東京

359

6

2697

99

橋岡大樹

浦和

353

6

1439

80

安西幸輝

ポルティモネンセ

680

3

1155

99

三浦弦太

G大阪

492

4

2758

96

町田浩樹

鹿島

163

12

1900

68

杉岡大暉

湘南

1369

1

2402

95

植田直道

サークル・ブルッヘ

2290

1

1612

94

板倉 滉

FCフローニンゲン

321

6

1440

89

立田悠悟

清水

1009

2

1734

62

中山雄太

PECズヴォレ

736

3

540

46

吉田麻也

サンプドリア

222

9

558

26

昌子 源

G大阪移籍

492

4

45

25

 

長友選手のB点は欧州CLの525分÷90 x 20 = 117点

 

選手名

所属クラブ

Rank

B点

合計

1

長友佑都

ガラタサライ

156

117

219

2

槙野智章

浦和

353

27

130

3

酒井宏樹

マルセイユ

61

 

129

4

冨安健洋

ボローニャFC

115

 

116

5

佐々木翔

広島

301

8

110

6

畠中 槙之輔

横浜

274

 

107

7

菅原由勢

AZアルクマール

54

33

105

8

室屋 成

東京

359

 

105

9

橋岡大樹

浦和

353

16

102

10

安西幸輝

ポルティモネンセ

680

 

102

11

三浦弦太

G大阪

492

 

100

12

町田浩樹

鹿島

163

16

96

13

杉岡大暉

湘南

1369

 

96

14

植田直道

サークル・ブルッヘ

2290

 

95

15

板倉 滉

FCフローニンゲン

321

 

95

16

立田悠悟

清水

1009

 

64

17

中山雄太

PECズヴォレ

736

 

49

18

吉田麻也

サンプドリア

222

 

35

19

昌子 源

G大阪

492

 

29

 

MF選手

南野の元同僚の奥川選手が4位にランクされているが、ザルツブルクの世界ランキングで80点獲得しているのが順位をアップの要因。ポジションは南野と重複するので主に南野の代役で出場することが多いが、既に6得点6アシスト。CLにも4試合72分出場。

なお、南野選手の現所属チームでの実績は0なので出場点は0とした。 

選手名

所属クラブ

Rank

実力点

出場 時間

出場点

南野拓実

リヴァプール

1

150

0

0

伊藤純也

KRCヘンク

256

8

1667

88

中島翔哉

FCポルト

15

125

311

29

奥川 雅也

ザルツブルク

25

80

777

58

堂安 律

PSV

50

40

1090

76

鎌田大地

フランクフルト

124

16

1066

74

橋本拳人

東京

359

6

3060

100

山口 蛍

神戸

590

3

3060

100

三竿健斗

鹿島

163

12

1934

77

仲川輝人

横浜

274

7

2802

94

西 大伍

神戸

590

3

2417

93

長澤和輝

浦和

353

6

1962

68

守田英正

川崎

146

14

1813

72

田中 碧

川崎

146

14

1967

71

古橋亨梧

神戸

590

3

2342

84

井手口陽介

G大阪

492

4

867

80

阿部浩之

川崎

146

14

1611

69

乾 貴士

エイバル

106

19

1007

62

香川真司

レアル・サラゴサ

354

6

1128

70

原口元気

ハノーファー96

499

4

1154

71

久保建英

マジョルカ

284

7

956

66

遠藤渓太

横浜

274

7

1911

64

柴崎 岳

ラ・コルーニャ

320

6

711

49

原 輝綺

鳥栖

974

2

1553

51

遠藤 航

シュットガルト

252

8

451

31

三好康児

アントワープ

300

7

250

20

安部裕葵

FCバルセロナB

0

0

0

0

 

伊藤純也選手の順位を押し上げているのは欧州CL出場実績ボーナスポイントの98点。

 

選手名

所属クラブ

Rank

B点

合計

1

南野拓実

リヴァプール

1

113

263

2

伊藤純也

KRCヘンク

256

98

194

3

中島翔哉

FCポルト

15

19

173

4

奥川 雅也

ザルツブルク

25

16

154

5

堂安 律

PSV

50

26

142

6

鎌田大地

フランクフルト

124

46

136

7

橋本拳人

東京

359

 

106

8

山口 蛍

神戸

590

 

103

9

三竿健斗

鹿島

163

14

103

10

仲川輝人

横浜

274

 

101

11

西 大伍

神戸

590

 

96

12

長澤和輝

浦和

353

20

94

13

守田英正

川崎

146

7

93

14

田中 碧

川崎

146

7

92

15

古橋亨梧

神戸

590

 

87

16

井手口陽介

G大阪

492

 

84

17

阿部浩之

川崎

146

1

84

18

乾 貴士

エイバル

106

 

81

19

香川真司

レアル・サラゴサ

354

 

76

20

原口元気

ハノーファー96

499

 

75

21

久保建英

マジョルカ

284

 

73

22

遠藤渓太

横浜

274

 

71

23

柴崎 岳

ラ・コルーニャ

320

 

55

24

原 輝綺

鳥栖

974

 

53

25

遠藤 航

シュットガルト

252

 

39

26

三好康児

アントワープ

300

 

27

27

安部裕葵

FCバルセロナB

0

 

0

               

 

FW選手

鈴木武蔵選手の出場実績はFWとしては突出している。 

選手名

所属クラブ

Rank

実力点

出場 時間

出場点

浅野拓磨

パルチザン

113

18

1181

82

興梠 慎三

浦和

353

6

2469

80

鈴木武蔵

札幌

788

3

2876

97

大迫勇也

ブレーメン

154

13

947

81

岡崎慎司

ウエスカ

160

13

1012

78

前田大然

CSマルティモ

638

3

1065

85

永井謙佑

東京

359

6

2324

78

食野亮太郎

ハーツ

1274

1

850

52

上田綺世

鹿島

163

12

399

30

北川航也

ラピッド・ウィーン

304

7

187

35

武藤 嘉紀

ニューキャッスル

103

19

201

22

西村拓真

CSKAモスクワ

95

21

225

13

 

海外勢では浅野選手がボーナスポイント57点をEL出場実績から積み上げたので大迫選手を大きく上回った。  

 

選手名

所属クラブ

Rank

B点

合計

1

浅野拓磨

パルチザン

113

57

157

2

興梠 慎三

浦和

353

29

115

3

鈴木武蔵

札幌

788

 

100

4

大迫勇也

ブレーメン

154

 

94

5

岡崎慎司

ウエスカ

160

 

91

6

前田大然

CSマルティモ

638

 

88

7

永井謙佑

東京

359

 

84

8

食野亮太郎

ハーツ

1274

 

53

9

上田綺世

鹿島

163

1

43

10

北川航也

ラピッド・ウィーン

304

 

42

11

武藤 嘉紀

ニューキャッスル

103

 

41

12

西村拓真

CSKAモスクワ

95

6

40

 

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まとめ

アジア2次予選や国際親善試合の代表選手招集の度に「現時点でベストな選手を選考した」と耳にするが召集された選手と招集されなかった選手を比較するのは面倒なのですんなりと受け入れてしまう。

本当は召集メンバー発表の席で記者に質問してほしい。例えば、(選手名は伏せるが)「〇〇選手の出場実績〇分なのにどうして出場実績が抜群のXX選手は召集しなかったのか?」。きっと納得のいく回答が得られるはずだ。

11月19日のベネズエラ戦でJリーグ勢の不甲斐なさが目立ったのはいただけないが、決して彼らの実力が劣っているとは思わない。いわゆるメンバー固定化の弊害だ。慣れていないメンバーと組むのが苦手でチームとして全く機能しなかったのが最大の原因。

これは日本人のメンタル面の特徴でもある。「いつも」と同じメンバーでないと力を発揮できない。「いつも」「ふつう」と違う人は敬遠されるか、もっと極端なケースではいじめの対象となる。海外では「違い」に「価値観」を感じて接する日本では「違和感」を持って避けようとする

余計なことを書いてしまったが、Jリーグ勢には試合以外のメンタル面での成長を期待する。そうなれば実力的には全く劣らないのでいつ何時召集されようが、力を発揮できるはずだ。 

また、召集する立場の人は「メンバー固定」が、普段召集されていない選手にとってどれだけ難しいかを理解し、日頃から柔軟なメンバー入れ替えを期待する。

いかがでしたか? 独断と偏見に基づいたランキングでしたが、日本代表クラスや東京五輪代表候補選手の実力や実績を比較するのに少しでもお役に立てたなら幸いです。