守田英正選手は「川崎フロンターレ」ブランド確立の立役者となる

守田英正選手は、2020年度、川崎フロンターレの中盤の要として大車輪の活躍、リーグ優勝に大きく貢献、Jリーグベストイレブンにも選出された。

そしてポルトガル1部のサンタ・クララへ移籍。すぐにボランチのポジションでレギュラーを確保しフル出場を続けている。

そんな守田選手の活躍が示唆するものは何か、ずばり欧州サッカー市場における「川崎フロンターレ」ブランド確立の立役者になると思う。

そこで守田選手の活躍が川崎フロンターレ、若手有望選手、そして欧州クラブへ与えるインパクトを考察しましたので皆さんとシェアしたい。

 

(dmenuスポーツより)

f:id:Ippo-san:20210313105602p:plain

 

サンタ・クララでの活躍には当然の理由がある

 

移籍から現時点までの歩み

  • 2021年1月7日移籍発表(移籍時点での推定市場価値は1.3M€、現在は1.5M€)
  • 翌日からチームに合流
  • 1月25日デビュー
  • デビュー戦も含めて9試合810分の連続フル出場
  • 3月9日現在1G2A(2020年度川崎フロンターレでの実績は38試合2690分1G)

守田選手のサンタ・クララでの活躍は「すごい」と思うよりも、「当然のこと」と思うべきだろう。何故なら、

サンタ・クララ は、

  • 世界ランキング 404位(2021年3月9日時点)
  • ポルトガル国内ランキング 9位

川崎フロンターレは、

  • 世界ランキング 83位(2021年3月9日時点)
  • 日本国内ランキング 1位

川崎のほうがクラブとして圧倒的に高い評価を得ている。

川崎出身の移籍選手では板倉 滉三好康児がいるが、どちらも将来性を買われての移籍で川崎時代レギュラーではなかった。レギュラー選手の移籍ではここ数年なら守田英正が初めて。

要するに世界ランキングTop100以内のチームのレギュラー選手が格下の欧州クラブに移籍したまでのこと。しかし・・・

 

守田選手の移籍はこれまでとは異なる価値がある!

 

たくさんのJリーガーが欧州へ移籍している。多くは将来性を買われての移籍、又は、ワールドカップや日本代表選手として実績などを評価されての移籍。 

しかし、守田選手の移籍はこうした移籍とは違う。

守田選手は大学でのプロ4年目25才。サンタ・クララは守田選手の将来性を期待してではなく、即戦力として獲得した。積み上げたのは日本代表での実績(3試合159分出場のみ)ではなく川崎フロンターレでの実績。

日本代表実績がゼロに近い守田選手が即戦力として評価されたのは、「川崎フロンターレ」そのものの実績が評価された点が加味されていると考えられる。

因みに、2018年7月、同じく25歳で浦和からシント・トロイデンに移籍した遠藤航選手の移籍時の推定市場価値は1.45M€、当時のフル代表での実績は12試合613分だが、ロシアワールドカップ代表メンバー。

一方、2018年1月、FC東京からポルティモネンセへ移籍した中島翔哉選手の移籍時点の推定市場価値は0.8M€、守田選手の60%。フル代表での実績は2試合40分。

ポジションこそ違うが、中島選手と守田選手の違いは推定市場価値で0.5M€の差。この差こそ、ここ4年で3回Jリーグを制覇した川崎フロンターレの実績が生んだ付加価値(ブラント力)ではないだろうか?

 

「川崎フロンターレ」ブランドを確立する

 

守田選手がサンタ・クララで活躍を続ければ、いずれより大きなクラブへ移籍するだろう。特にビッグクラブであるポルトやブラガ戦などで実力を証明できれば、現在1.3M€の推定市場価値は数倍に跳ね上がる。

そうなれば守田選手自身ばかりか川崎フロンターレにとっても大きな価値となり、「川崎フロンターレブランド確立の立役者となる。

さらに川崎フロンターレのレギュラー陣から欧州クラブへ移籍する選手(三苫選手や田中碧選手など?)には追い風となり、彼らの活躍がさらに川崎フロンタールの価値をアップする。

つまりこの先数年には欧州サッカー市場で川崎ブランド(川崎出身の選手なら即戦力で活躍間違いなしという信頼)が間違いなく定着するだろう。そして次ぐに来るのは・・・

 

川崎フロンターレはメガクラブとなる

 

メガクラブへのステップ

  • 欧州クラブは川崎のレギュラークラスの選手を競って獲得するようになる
  • 川崎フロンターレのレギュラー選手の推定市場価値は1M€を超えるだろう
  • レギュラー選手の移籍となれば、川崎フロンターレは多額の移籍金を手にする
  • 移籍金で若手有望選手(日本人+外国人)をスカウトする
  • 彼らをレギュラーに育て上げて欧州クラブへ移籍させる

こうしたビジネス・モデルを確立できるので欧州のビッグクラブに近い日本そしてアジアのメガクラブとして「サッカー選手のあこがれのクラブ」となり将来にわたって繁栄するであろう。

   

おわりに

 

 

川崎フロンターレはメガクラブになる」。メガはビッグよりも大きいのでちょっと言い過ぎですね。欧州ビッグクラブと異なるタイプのビッグクラブを意図としているので敢えて違う言葉を選んでしまった。

少なくてもアジア・日本でTopのクラブを目指してほしい。その為には、2021年度AFCチャンピオンズリーグ制覇。それも世界クラブランキングでアジアNo1のアル・ヒラルを撃破しての優勝。そしてランキングアジアNo1へ

守田英正選手の活躍、そして、川崎フロンターレ2冠達成(アジアチャンピオン・Jリーグチャンピオン)で「川崎フロンターレ」ブランドの価値はさらに高まり欧州クラブは競って川崎フロンターレ所属選手の獲得に走るだろう。

こうなれば関係者やサッカーファンにとって素晴らしいこ。日本代表、Jリーグ、Jリーグクラブ、サッカー選手、移籍希望選手。関係者全てが何らかの恩恵を享受することになる。

いかがでしたか? Jリーグ発展を確かなものにするためにも、川崎のライバルとなるクラブが現われてJリーグを牽引してほしいですね。

 

【ランキング・東京五輪などの記事一覧】

 

リーグ

2021年度版サッカーリーグランキング:Jリーグは世界で何位?

クラブ

2021年度版クラブ世界ランキング川崎F、ついにアジア1位

【2021年度版】欧州サッカークラブのランキング日本人選手

【2021年度版】Jリーグクラブのランキング:川崎、断トツの1位

【2021年度版】AFCチャンピオンズリーグ出場クラブのアジアランキング

選手

【2021年度版】日本人サッカー選手推定市場価値、Top50川崎勢8名

【2021年度版】Jリーガーの推定市場価値ランキング五輪世代躍進

【2021年度版】東京五輪日本代表候補の市場価値ランキング三苫32倍アップ

【2021年度版】外国籍Jリーガー市場価値ランキング、1位は?

【2021年度版】U23市場価値DFランキング:冨安健洋選手の移籍金と時期?

2021年度版】U20市場価値ランキング、久保建英選手は世界何位?

【2021年度版】サッカー日本代表選手の実力度を独自の視点でランキング

■ Jリーガーの活躍度ランキング、しかしプレーヤースタッツが不十分

 

【海外日本人サッカー選手】

■ 2020-2021:欧州チャンピオンズリーグで戦う日本人選手の活躍

■ 2020-2021:UEFAヨーロパリーグ 羽ばたけ!若きサムライ

■ 守田英正選手は 川崎フロンターレブランド確立の立役者となる

■ 海外でプレーしている 現・元なでしこサッカー代表メンバー

■ 女子W杯2019 永里優季のなでしこ代表復帰は消滅

       

【東京五輪サッカー関連】 

東京五輪女子なでしこジャパンの組み合わせ決定、イギリス、カナダと同組

■ 東京五輪女子メダルを獲る為に招集すべきメンバー(海外組から3名)

■ 東京五輪女子なでしこジャパンメンバーはこれで決まり?

東京五輪女子なでしこジャパン決勝トーナメント進出確率は91%!

■ 東京五輪女子なでしこジャパンのメダルの可能性は17%

■ 東京五輪男子日本代表メンバーはこれで決まり?

■ 東京五輪男子組み合わせ抽選のポット分け決定

■ 東京五輪男子組み合わせ決定、日本はフランス・メキシコ・南アフリカと同組

■ 東京五輪男子決勝ラウンド進出に必要なGS成績は?

■ 東京五輪男子日本代表:メダルの可能性60%、その条件は?

■ 東京五輪男子サッカーU-23日本代表候補20名リストアップ

■ 東京五輪男子サッカーOA枠活用DF重視が金メダルへの道!

■ 東京五輪男子現状では金メダルへの扉は開けられない、どうする?

■ 東京五輪男子OA枠活用はDF重視が金メダルへの道!

■ 東京五輪男子オーバーエイジ候補選びは戦略ファースト

■ アルゼンチン戦:U-24日本代表メンバーは国内組から三苫薫ら16名

まとめ記事

■ 過去のW杯・五輪データ分析で知る勝利への道

■ 組み合わせ・メンバー・優勝など予想

■ 日本と出場国の強化試合などをチェック

  

【日本代表・W杯アジア2次関連】  

■ 2022年W杯アジア2次・最終予選は見どころいっぱい、日程・試合結果

■ アジア2次予選:モンゴル戦日本代表メンバーは欧州組9名、国内組14名