はじめに
2011年の夏、東日本大震災で打ちのめされた私達に感動的な優勝で勇気とパワーを与えてくれたなでしこジャパン。
佐々木則夫監督率いるなでしこジャパンは、大会3連覇を狙うドイツを準々決勝で撃破、準決勝でスウェーデンを下す。
決勝では驚異の粘り強さを発揮しアメリカをPK戦の末に振り切って、FIFAワールドカップ初優勝。
FIFA女子ワールドカップ2011ドイツ大会を振り返って、今、私達に必要な粘り強さの大切さを実感してコロナに勝利しよう。
- 2011年6月27日 グループステージ第1戦:ニュージーランド戦
- 2011年7月1日 グループステージ第2戦:メキシコ戦
- 2011年7月5日 グループステージ第3戦:イングランド戦
- 2011年7月9日戦 準々決勝:ドイツ戦
- 2011年7月13日戦 準決勝:スウェーデン戦
- 2011年7月17日戦 決勝:アメリカ戦
2011年6月27日 グループステージ第1戦:ニュージーランド戦
日本 2-1 ニュージーランド:白星スタート
得点
- 永里 優季 6分
- 宮間 あや 68分
ワールドカップ6大会連続出場の日本は、立ち上がりから積極的に攻め、前半開始6分にFW永里がゴールを決めて先制。その後一点を返されるも1-1のまま前半を折り返す。後半68分、ペナルティ・ボックスのすぐ外からのフリーキックをMF宮間が冷静に決めて均衡を破った。日本は相手に主導権を渡すことなく、白星でスタート。
(FIFATVより)
2011年7月1日 グループステージ第2戦:メキシコ戦
日本 4-0 メキシコ:澤穂希選手のハットトリックで連勝、準々決勝進出決定
得点
- 澤穂希 13分、39分、80分
- 大野忍 15分
日本は前半13分に宮間あやのフリーキックから澤が得点し先制。同15分に大野忍、同39分に澤が追加点。後半35分には近賀ゆかりの折り返しから澤がこの試合3得点目となるゴールを決め、1995年スウェーデン大会以来2度目のベスト8入りを果たした。
2011年7月5日 グループステージ第3戦:イングランド戦
イングランド 2-0 日本:なでしこジャパン1次リーグ2位通過
すでに準々決勝進出を決めている日本は、前半15分にエレン・ホワイトに先制点を奪われると、後半21分にはレイチェル・ヤンキーに追加点を許し、イングランドに2-0で敗れB組2位となった。
ビデオは見つかりませんでした。
2011年7月9日戦 準々決勝:ドイツ戦
ドイツ 0-1 日本:延長の末1-0で勝利し初の準決勝進出
ドイツの攻撃により再三のピンチを迎えるものの粘り強く守り0-0のまま延長戦へ。延長後半3分、澤穂希からのパスを受けた途中出場の丸山桂里奈が決勝点を挙げ、3連覇を狙う開催国ドイツを下し初のベスト4進出。
(FIFATVより)
2011年7月13日戦 準決勝:スウェーデン戦
日本 3-1 スウェーデン:逆転勝利で初のメダル確定!
得点
- 川澄奈穂美 19分
- 澤 穂希 60分
- 川澄奈穂美 64分
前半10分スウェーデンに先制点を奪われたが、同19分に川澄奈穂美が得点し1-1の同点で後半へ。後半15分に澤穂希が大会4得点目となるゴールを決めて2-1と逆転に成功。更に同19分には再び川澄がゴール。スウェーデンに逆転勝利して初の決勝進出。
(FIFATVより)
https://www.youtube.com/watch?v=MpPO8xSaIUM
2011年7月17日戦 決勝:アメリカ戦
日本 2-2 アメリカ:激闘の末、PK戦を制しワールドカップ初優勝
得点
- 宮間あや 81分
- 澤 穂希 117分
過去2回の優勝を誇る強豪アメリカに対して対戦成績は3分け21敗と一度も勝った事がない。そんなアメリカを相手になでしこジャパンは2度のビハインドを負ったが、延長戦終盤に追いつき2-2の同点。120分の激闘の後のPK戦を3-1で制しついに日本が勝利。
(mtv100000より拝借)
おわりに
国内外の多くのメディアは、女子ワールドカップで「歴史的勝利」をつかみ取ったなでしこジャパンの「粘り強さ」を称賛。
緊急事態宣言が発令されて2週間ちょっと経過。私たちは外出自粛で辛い日々を過ごしているが、新型コロナに感染症の感染拡大防止を阻止(勝利)するまで粘り強くそして我慢強く外出自粛を続けましょう。
想像以上に蔓延しているようです。皆さん、なでしこジャパン2011のように最後の最後まで「市中感染しないよう」頑張ろう。