- はじめに
- パリ五輪世代市場価値ランキング
- パリ五輪世代市場価値世界ランキング、久保は何位?
- 日本人サッカー選手市場価値ランキング
- Jリーガー2023シーズン前半戦評価ランキング
- おわりに
- 世界サッカー リーグ・クラブ ランキング
はじめに
(2023年6月30日更新)
2001年1月1日以降生まれの選手がパリ五輪世代と呼ばれているが、その筆頭は久保建英選手。他には2022年シーズンJリーグで活躍した川崎颯太、藤田譲瑠チマ、鈴木唯人、西尾隆矢、細谷真大やロッテルダムの斉藤光毅など。
全ての選手の市場価値が発表されましたので再更新しました。1M€超の選手には久保建英選手の他に斉藤光毅・細谷真大・川崎颯太が仲間入りし計4名となりました。
本記事ではパリ五輪世代の市場価値ランキングを紹介しますが、2024年7月開催のパリ五輪代表候補予想の参考にして頂ければ幸いです。
なお、本記事の更新は年2回を予定(6月、1月)していますので今後ともよろしくお願いします。
パリ五輪世代市場価値ランキング
サマリー
- 市場価値0.4M€以上選手30名を掲載
- 30名の内、市場価値アップ選手が15名、ダウンが10名
- 五輪世代市場価値最高額は久保建英が断トツで25M€(1月比+13)
- 2位は斉藤光毅3M€(1月比+2.1)、3位細谷真大1.2M€(1月比+0.2)
Pos:ポジション説明
(Transfermarktでは SS、RW、LW、CFがフォワード扱い)
- GK:Goal Keeper
- CB: Center Back
- RB: Right Back
- LB:Left Back
- DM: Defensive Midfield
- RM:Right Midfield
- LM: Left Midfield
- CM: Central Midfield
- AM: Attacking Midfield
- RW: Right Wing
- LW: Left Winger
- SS: Second Striker
- CF: Center Forward
ランキング
市場価値0.4M€以上の上位30名を掲載
- M€:推定市場価値(1M€ =1.57億円)
- +-は2023年1月比の増減額(久保選手と齊藤選手は3月比)
久保建英と斉藤光毅を除いて市場価値が最もアップした選手は18歳の福井太智選手。バイエルン・ミュンヘンのリザーブチームでプレー。2023年1月加入、12試合895分4Aの結果を出し市場価値は5.3倍の0.4M€。
パリ五輪代表候補
当リストの選手の多くは2023年3月・6月のU-22欧州遠征や9月のパリ五輪アジア1次予選に招集されているが、そのメンバーでJリーグでレギュラークラスの選手は7名ほど。30名ほどは実績の乏しいサブの選手。東京五輪と比べ実績面で見劣りする。
どうしてか分からないが、Jでレギュラーの半田・桜川・弓場・柴山・佐野選手やA代表出場実績のある佳史扶は召集されていない。
この点が気になりパリ五輪出場には問題ないだろうが、パリ五輪でグループ・リーグを突破できるか不安。
パリ五輪世代市場価値世界ランキング、久保は何位?
日本人サッカー選手市場価値ランキング
Jリーガー2023シーズン前半戦評価ランキング
J1でプレーするパリ五輪世代のうち、レギュラー格の選手は極めて少ないですね。
おわりに
1月の調査で驚いたことはプロ契約していないJリーグ下部組織所属の高校生2名がTransfermarktに掲載されたこと。内野航太郎(現在19歳で筑波大学所属)と熊田直紀(現在18歳でFC東京所属)はU-18プレミアリーグEastの得点Ranking1位と2位の選手。
私の知る限り、プロ契約以外の日本人選手はこれまでは掲載されていないハズ。日本の若手に対してヨーロッパも注目し始めたということでしょう。
細谷真大と三戸舜介のプレーは6月24日スタジアムで観戦、やはり目立っていたが、東京五輪前の五輪代表候補と比較して日欧の1部リーグでバリバリ活躍している選手が少ないのが気がかり。パリ五輪世代には更なる飛躍を期待したい。
いずれにせよ、上記五輪世代リストの中から今夏あるいはシーズン終了後に欧州移籍する選手が出てくるでしょう。そして移籍先の正しい選択をして、自分自身そして日本サッカー界の未来を切り開いてほしい。
皆さん、五輪世代を一緒に応援しましょう!
世界サッカー リーグ・クラブ ランキング
リーグランキングは年2回更新(2月、8月頃)。最新情報はこちらをどうぞ!
クラブランキングは毎月初旬に更新。最新情報はこちらをどうぞ!
市場価値でみる欧州リーグランキングは年4回更新、最新情報はこちらをどうぞ!