【プレイバック】なでしこジャパンのFIFA女子ワールドカップ2019

はじめに 

第8回FIFA女子ワールドカップ2019は2019年6月7日から7月7日かけてフランスで開催。女子W杯で初めてVARを導入。

この大会の決勝戦はアメリカ女子代表vsオランダ女子代表、2-0で勝利したアメリカが大会連覇を達成

なでしこジャパンは決勝トーナメントへ進んだものの準優勝したオランダ女子代表に1-2で惜敗し決勝トーナメント1回戦で大会を去った

本記事ではなでしこジャパンの試合をメインに2019年フランス大会をプレイバックしてお伝えしたい。

グループステージの組み合わせ・招集メンバー

なでしこジャパンの1次ラウンド組み合わせ 

2018年12月8日、FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会の組み合わせ抽選会が行われ、なでしこジャパンはイングランド、スコットランド、アルゼンチンと同じグループDに入った。このグループなら決勝トーナメント進出は間違いない

 

なでしこジャパン招集メンバー

2019年5月10日、FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)メンバー23人が発表された。3年連続得点王に輝いた田中美南が落選する一方、ケガで公式戦に出場していない阪口夢穂が選出された。若手選手への期待を込めた異例の選出であった。  

 

招集メンバーの特徴

なでしこジャパンはFIFA女子ワールドカップ2019フランス大会に出場した強豪国の中では断トツで

  • 平均年齢が低い
  • 大舞台での経験値が乏しい

メンバー構成であったが、それはベストメンバーでW杯に臨むというよりも将来を見据えて若手を育成するというプランに沿った選出と考えられる。

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グループステージ試合結果  

初戦アルゼンチン戦に痛恨の引き分け 

アルゼンチンとは過去4戦全勝と日本にとって分がいい。勝ち点3を得るのに絶好の相手。しかし、自陣に引いて守るアルゼンチンを攻めあぐねたなでしこは、ボールを支配しながらも無得点。勝点1を手にするにとどまる。

(www.nicovideo.jp より拝借)

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第2戦スコットランド戦、辛くも2-1の勝利 

スコットランド戦勝利に勝利すればD組1位通過の可能性を残すものの、第3戦のイングランドに大敗すれば決勝トーナメント進出が危うくなるという厳しい状況で臨む。

初出場のスコットランドと対戦したなでしこジャパンは、前半22分にFW岩渕真奈のミドルシュートで先制すると、37分にはFW菅澤優衣香が自ら得たPKを沈めて2点リード。後半はスコットランドの反撃を受け89分に1点を返されるが 2-1で今大会初勝利ベスト16入りが決まる。

(BBC The Social Gamingより拝借)

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第3戦のイングランド戦に敗れるもD組2位で決勝トーナメント進出 

序盤からイングランドが積極的に押し込む。前半14分、自陣からの縦パスを奪われ、カウンターからエレン・ホワイトに先制点を決められてしまう。後半、再三チャンスを作るようになるが、終盤、再びエレン・ホワイトに決められ0-2で敗れる。その結果D組2位となったなでしこジャパンは、26日に決勝トーナメント1回戦でE組首位のオランダ女子代表と対戦。 

再生できるビデオが見つかりませんでした。

  

決勝トーナメント1回戦でオランダに惜敗しベスト8 逸す

なでしこジャパンはベスト8 進出を懸けてオランダと対戦。前半17分、左CKのクロスにマルテンスが右アウトサイドで合わせオランダが先制。日本は43分に岩渕のスルーパスに反応した長谷川唯が右足でW杯初ゴールを決め1-1で前半を折り返す。後半は日本が一方的に攻めたが、後半終了間際にPKを献上し失点オランダに敗れベスト8進出ならず

(ニコニコ・kihontekiより拝借)www.nicovideo.jp

 

決勝ラウンドの試合結果  

決勝トーナメント1回戦注目の試合

成長著しいスペインと連覇を狙うアメリカ戦

後半の71分、この試合2つ目のPKを獲得したアメリカは、キャプテン、ミーガン・ラピノーが再び決めてアメリカ勝ち越し。苦戦しながらも勝負強さを発揮したアメリカが1-2で制しベスト8の舞台へ進む。

(U.S. Soccerより拝借)

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事実上の決勝戦、開催国フランスと連覇を狙うにアメリカが準々決勝で激突

ボールポゼッションもパス成功率もフランスがアメリカを大きく上回っていたが、終盤、5バックにスイッチしてフランスの反撃を1点に抑えたアメリカが1-2で制し準決勝進出。

(Viu Viuより拝借)

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欧州勢3チームとアメリカが決勝戦をかけて準決勝で激

イングランド 対 アメリカ

初の決勝進出を狙うイングランドは優勝候補筆頭のアメリカに食らいついたが、後半67分、VAR判定で同点ゴールが取り消される。肝を冷やしたアメリカはこの直後から5バックに変更して逃げ切り1-2で制し決勝進出。

(Viu Viuより拝借)

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リオデジャネイロ五輪王者でFIFAランク2位のドイツ女子代表に2-1で勝利したスウェーデン vs オランダ戦

ともに再三のチャンスが訪れるも延長戦へ。その前半、オランダが先制。このゴールが決勝点となり、史上初の決勝進出

(DJSR10より拝借)

Netherlands vs Sweden | FIFA Women's World Cup France 2019 | 03/07/2019 | FIFA 19 - YouTube

  

アメリカ対オランダの決勝戦

前半はアメリカが押し込んだがスコアレスで後半へ。60分、VAR判定でPKを得たアメリカが先制。さらに、69分、ミドルシュートを突き刺して2点差。その後もアメリカは集中を切らすことなくシャットアウト。2対0で勝利を収め2大会連続4度目の栄冠に輝いた。

(www.nicovideo.jpより拝借)

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スウェーデンとイングランドの3位決定戦

序盤から両者ゴールを奪い合う展開となり2-1スウェーデンリードで後半へ。防戦一方となったスウェーデンだったが、身体を張った守備でリードを守り切り2-1で勝利。W杯3度目の3位入賞を達成。

(DJSR10より拝借)

https://www.youtube.com/watch?v=GecAMzDW3yw

  

おわりに

「FIFA女子ワールドカップ2019総括と東京五輪に向けて」なでしこジャパンが抱える課題を述べた。W杯後、カナダとの国際親善試合に大勝E-1選手権優勝などで課題は解消されているだろうと期待したSheBelievesカップ2020で3戦全敗

強豪国との対戦ではほとんど課題が解消されていない実情が浮き彫りになった。もっと言えば、2018年夏のTournament of Nations大会から継続されている課題ばかりである。

新型コロナ感染症対策で東京五輪が1年延期となったが、なでしこジャパンにとっては課題解消に取り組む時間ができたことで延期の決定はプラスになるでしょう。

ただ、監督の交代はなさそうなのでこれまで2年近くも課題解消ができていない点を考えるとかなり不安。みなさんはどうお考えでしょうか?