ブライトン三笘薫 スーパープレー連発で市場価値31億円、今夏は50億円の根拠

はじめに

(22年10月30日掲載:23年6月20日発表で市場価値32M€にアップ)今季ブライトンに復帰した三笘薫。出場時間は非常に限られていたが、それでもファンを虜にした。リヴァプール戦での幻のアシストやブレントフォード戦でのアシスト未遂など、再三の決定機演出で先発への期待が高まった。

そして、ついにその日が来た。2022年10月30日、三笘薫選手がチェルシー戦でプレミアリーグ初先発&初アシストを記録。輝かしい未来への扉をこじ開けた。それからと言うもの毎試合スーパープレーを披露。

特にワールドカップ2022後の22年12月26日~23年1月29日にリーグ戦5試合3得点、FAカップ戦2試合1得点1アシストの活躍で、2週連続プレミア週間ベストイレブンに選出されるなど、三笘薫の評価はうなぎのぼり。

このような大活躍が続くと今夏の三笘選手の市場価値はいったいどのくらいになるのだろうか?いろいろな予想を耳にするが、三笘薫の市場価値は日本人最高の50億円(約35M€)は間違いないと思う。結果は49億円(32M€)。

それでは今夏市場価値50億円の根拠三笘薫の活躍を皆さんとシェアしたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

三笘の市場価値推移

2020年シーズンの活躍で市場価値(MV)が0.05からいっきに32倍アップの1.6M€に急騰したが、これは低レベルでの倍率の話なのでさほど驚く事ではない。しかし、現在のMVが今夏のTransfermrkt発表で5倍になったらかなり驚くことだろう。

三笘選手の市場価値推移はご覧の通り。

  • 2023年6月20日 32M€(49億円)
  • 2023年3月16日 22M€(31億円)
  • 2022年12月23日 8.5M€
  • 2022年11月3日 6.0M€
  • 2022年9月15日 3.0M€
  • 2022年4月12日 2.5M€
  • 2022年1月6日 2.5M€
  • 2021年6月29日 1.8M€
  • 2021年1月29日 1.6M€
  • 2019年12月27日 0.05M€
  • 2019年1月5日 0.05M€

 

プレミアリーグLWの市場価値

三笘と同じポジションLWでプレーするプレミアリーグの選手と比較すると何倍もの開きがある。それでは主なプレミアリーグ選手のMVを見てみましょう(2023年5月24日現在の公式戦実績)。MV40M€以上の選手7名の中で三笘選手より得点しているのはスターリングとラッシュフォードのみ。

  • J.グリーリッシュ 27歳 マンC イングランド代表70M€ 3307分5G11A
  • R.スターリング 28歳 チェルシー イングランド代表60M€ 2471分9G4A
  • J.サンチョ 23歳 マンU イングランド代表55M€ 2174分6G2A
  • D.ジョッタ 26歳 リヴァプール ポルトガル代表55M€ 1304分5G8A
  • M.ラッシュフォード 25歳 マンU イングランド代表80M€ 4072分29G11A
  • A,ゴードン 22歳 ニューカッスル 40M€ 1568分3G
  • A,サン=マクシマン 26歳 ニューカッスル 35M€ 1305分1G5A
  • 三笘 薫 26歳 ブライトン 22M€ 2795分 10G8A

 

三笘選手の今夏市場価値は50億円

市場価値を決めるポイントの一つは同一ポジション選手の比較。前述の選手のの市場価値を参考にすれば推定できる。

今季の三笘の実績はジョッタやサンチョ以上の結果を出している。彼らと同等の市場価値55M€になっても不思議ではない。

また、1月19日までチームメイトであったアーセナルのレアンドロ・トロサール28歳の市場価値は現在30M€。ブライトンでの実績を含めて今季は2342分8G11A。彼がこのまま活躍を続ければ今夏の市場価値は40M€以上になるだろう。

一方、年齢が若いほど市場価値は高くなるので、三笘がトロサールと同等の成績を残せば、彼よりやや下の35M€くらいが妥当と言える。

今夏の移籍市場で複数の強豪クラブが三笘獲得に乗り出すはずだ。そうなれば彼の市場価値は35M€(49億円)~40M€(56億円)となるのは間違いない。

ただ、その前提として、今季の成績(得点+アシスト)が15ポイント必要になるでしょう(現在18ポイント)。心配なのはケガだけだ。

今夏の移籍先は?
個人的な希望としてはマンチェスター・シティ。マンC移籍となればハーランドへのアシストが急増し三笘は10G15Aの成績は残せるだろう。

なお、日本人選手の最新市場価値に関してはこちらをどうぞ!

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クラブ・日本代表成績

22-23通算(プレミアリーグ(ブライトン)

5.25

試合

出場

G

A

リーグ

33

2316

7

6

カップ

8

594

3

2

21-22 ベルギー・ジュピラー・プロリーグ(ユニオンSG)

  •  29試合1742分8G4A

19-21 Jリーグ(川崎フロンターレ)

(AFCチャンピイオンズリーグを含む)

  • 2021年 24試合1571分12G6A
  • 2020年 37試合1961分18G14A
  • 2019年 1試合4分

日本代表成績

カタールW杯ではジョーカーとしての途中出場だが、ドイツやスペインに対しても再三好機を演出。GL3戦で1A。

6.20

試合

出場

G

A

東京五輪

3

67

1

0

国際親善

10

575

5

3

W杯予選

3

140

2

1

W杯

4

161

0

1

 

おわりに

三笘薫選手のプレミアリーグでの成績と市場価値の推定をお伝えしていきます。最大の関心は彼の市場価値で、日本人最高となるか?これまでの最高額は久保建英と鎌田大地選手の30M€。

私は、ケガがない限り、三笘選手が日本人サッカー選手市場価値最高額を今夏に更新すると確信しています。さらに、2季連続15ポイント(得点+アシスト)以上を達成すれば2024年夏には70M€となっているでしょう。三笘薫選手の成長と活躍が楽しみで仕方ない。

ガンバレ、三笘!

 

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