Ippo-san’s diary

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E-1選手権優勝できず残念だが東京五輪では金(JFAの決断次第)

E-1サッカー選手権準優勝!選手の皆さん、監督・スタッフのみなさん、お疲れ様でした!

マスコミは試合内容を捉えて完敗と評している。しかし、日本代表初招集の五輪世代を多く起用して戦ったこの準優勝は千金に値するほどの価値がある。そしてこのE-1選手権の準優勝で東京五輪金メダル獲得への大胆な戦略が少しだけ現実味を帯びてきた

これまで非現実的な提案だが、敢えて言い続けてきた「東京五輪に向けて大胆な戦略」を実行するかどうかの判断材料が揃った。そして決断はJFA・森保監督次第である。

それでは「東京五輪に向けて大胆な戦略」の主張内容を振り返りながらその戦略をシェアしたいと思います。

なお、新着記事、

また、東京五輪サッカー競技の特集、

そして五輪世代の起用で注目される「2022年W杯アジア2次・最終予選は見どころいっぱい、日程・試合結果」もご覧いただければ幸いです。

E-1選手権は優勝よりもOA候補と五輪世代で目指せ

E-1サッカー選手権で優勝してもたかが50万ドルの賞金。それよりも東京五輪に向けた「オーバーエイジ(OA)候補と五輪世代」融合の第一歩を踏み出す方がより価値がある、とこちらの記事で主張した。 

そしてその主張に沿ってE-1選手権メンバーを大胆に予想。ところが私の想定を超える五輪世代を招集したので腰を抜かすほど驚いた。さらに、これも想定外であったが、五輪世代をたくさん起用しての準優勝。国内組OA世代と五輪世代が初めて組んだ大会であることを考えると凄いこと。コロンビア戦完敗で萎んだ東京五輪世代への期待と関心が大きく膨らむだろう。

 

OA候補を絞り早期に五輪世代との融合を図れ!

次のステップはリオ五輪失敗の経験から学んだ教訓を早期に活かすこと。その教訓とは「オーバーエイジ候補と五輪世代の早期の融合」。これについては「リオ五輪サッカーの失敗を活かせば金メダルへの扉が開ける」でお伝えした通りである。

ある記者から「OA枠を利用するか」と質問されて「様子を見て判断する」と答えていたが、11月17日のU-22コロンビア戦の完敗を受けてOA起用の決断をしたと察する。やはり団体競技にはリーダーシップのある選手が欠かせない。それを担うのがOA選手のもう一つの役目。

ある意味、E-1選手権が「OA候補と五輪世代融合」の第一歩と捉えてもいいが、国内組五輪世代のベストメンバーを招集したわけではない。森保監督の心情としては、これまで活躍してくれた五輪世代を自分の目で確かめたい(選手への配慮?)という気持ちが強かったのだろう。

その証拠に彼ら五輪世代はU-22コロンビア戦、E-1サッカー選手権、そして次のU-22ジャマイカ戦のいずれかにもれなく召集(例外はあるが)された。もちろん、2020年1月9日から始まるU-23アジア選手権の選考目的だ。

 

OA選手と五輪世代の融合は最大の武器

OA選手と五輪世代の融合(チーム力)が日本五輪代表チームの最大の武器となる。その武器は研ぎ澄ますほどに強力になる。ところが東京五輪出場国にとっては極めて入手困難な武器。お金では買えない武器。時間でしか買えない武器。それがチーム力という武器だ。

東京五輪出場国はどこでもチーム力強化を図る、と思うでしょう。ところが五輪の開催時期がシーズン中であったり、欧州のようにシーズン開始直前であったりしている。だから五輪開幕前にOA選手を入れた試合を組むことは不可能に近い。融合の時間が取れないのが現実だ。

事実、日本もリオ五輪前にチーム力強化を目的とした試合はできなかった(ブラジルに入ってから2試合組めたに過ぎない)。それにどの国も五輪のためにトップレベルのOA選手を招集するのは困難(所属クラブが認めない)。

ということで連係プレーなどのチーム力強化を図れば日本が金メダル最有力候補となるのは間違いない。

 

融合は最短でいつからできる?

ずばり、3月のアジア2次予選から「五輪世代+オーバーエイジ候補」チームの編成は可能だ。それにはJFAの後ろ盾と森保監督の決断が前提となる。

まずは、オーバーエイジ(OA)戦略から始めよう。OA戦略に関してはJFAが立てていると思うが、わたしの主張は「オーバーエイジ候補選びは戦略ファースト」で詳しく紹介した。

マスコミなどでは「中島、大迫、南野」など、招集可能性の低い選手をOA候補としてあげているが、人気投票の度合いが強すぎる。しかも五輪という特殊な舞台での勝利の鉄則( 過去の五輪データによると守備力がカギグループリーグで失点1以下のチームのベスト4確率は80%)を考えた上での提案とは思えない。

どのようなOA選手がリオ五輪とロンドン五輪で選ばれたか、日本・ドイツ・ブラジルを例に「アジア2次予選で2020東京五輪サッカーオーバーエイジ候補が見えてくる」で紹介したが、いずれの国もほとんどが国内組。

これまでの2次予選を見る限り、招集に問題ない国内組OA候補がほとんど見えてこない。アジア2次予選を「ベストメンバー」で臨んでいるため国内組(海外組と同等のレベルの選手は沢山いると思う)は数人しか召集されていないからだ。

  

五輪世代とOA候補でもアジア2次予選1位通過は可能

最も心配する点だが、99%可能。「何が起こるか分からない、簡単ではない」と騒ぐのは視聴率を落とさないためのマスコミの扇動だ。アジア2次予選の対戦相手はE-1選手権で五輪世代の5得点で圧倒した香港と同等レベルのチーム。最新のFIFAランキングを見てみよう。

日本の28位に対して

  • 香港 139位
  • ミャンマー 136位 
  • タジキスタン 121位
  • モンゴル 190位
  • キルギス 96位

しかも4試合の内、モンゴル戦以外はホームでの試合。万が一、3月の2次予選2試合でアジア2次予選F組1位通過が危なくなったら6月の2試合を「ベストメンバー」で戦えば済むことだ。

監督の立場を思うと非常に難しい決断かも知れないが、チャレンジするのは選手だけでないはず。JFAも監督もチャレンジしてはどうか? アジア2次予選残り4試合を「五輪世代+オーバーエイジ候補」で臨んでほしい。私にできることはJFAの英断を願うことだけだ!

 

2020年度U-23試合日程を見てガッカリ!(12月23日追記)

  • 1/2(木)-1/7(火) トレーニングキャンプ タイ
  • 1/9(木) ~1/26(日)  AFC U-23選手権タイ2020 
  • 3/27(金) 国際親善試合(アジア2次予選は26日Home)
  • 3/30(月) 国際親善試合(アジア2次予選は31日Away)
  • 5/17(日)-5/19(火) トレーニングキャンプ Jヴィレッジ
  • 6/1(月)-6/15(月)  海外遠征 フランス(アジア2次予選は6月4日と9日共にHome)
  • 7/6(月)-7/17(金)  トレーニングキャンプ 兵庫
  • 7/17(金) キリンチャレンジカップ 2020 
  • 7/22(水)-8/8(土) 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

JFAから2020年度U-23の日程が20日発表された。これを見て

  • アジア2次予選を五輪世代+オーバーエイジ候補、で臨まない
  • 森保監督がU-23の試合を指揮できる時間はかなり限られる
  • OA候補と五輪世代を融合したチームの試合が極めて不透明。1試合できるかどうかさえ疑問(7月17日のキリンチャレンジカップが有力)。OA枠を利用しないのかな?

これで東京五輪金メダルへの扉をこじ開けるのはかなり厳しくなった

 

まとめ 

おそらく100人中99人は最も大事な2022FIFAワールドカップカタール大会出場を掛けたアジア2次予選を「五輪世代+オーバーエイジ候補」で臨むことは受け入れないでしょう。仮に森保監督が解雇されるのを覚悟でチャレンジしようと思ってもJFA首脳陣が許すとは思えない。

E-1選手権メンバー発表会見の席では「プライドを掛けた公式戦・・・日本代表の底上げ選手のレベルアップ・・・」を強調していた。しかし、優勝の言葉は一言もなかった。ところがE-1選手権でおそらく想定定以上の成績をのこした。韓国戦後半は互角以上の試合。

これなら香港と同等のレベルの相手と戦うのだからアジア2次予選を「五輪世代+オーバーエイジ候補」で臨んでも間違いなく1位通過できる。もちろん五輪世代には欧州組を含まないと本当のOA組との融合にならない。

JFAのもう一つの目標である「東京五輪で金メダル」はそう簡単なことではない。「五輪世代+オーバーエイジ候補」のチーム力アップの時間は非常に限られている。加えて本番では相当のプレッシャーの中で戦うため、親善試合をいくら積み上げても五輪の舞台で実力を出し切るのは難しい

しかし、絶対負けられないアジア2次予選ならメンタル面がかなり鍛えられる。それが東京五輪に向けての最大の収穫(経験値)。そして東京五輪金メダルという重い扉を開ける強靭な(精神)力となるでしょう。

E-1選手権準優勝、よく頑張りました

JFAさん、アジア2次予選に臨む方針転換を期待しているぞ!