Ippo-san’s diary

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なでしこジャパンのSheBelievesカップ試合結果総括と2019W杯への期待

なでしこジャパンは2019年2月27日~3月5日の期間に開催されたアメリカ主催のSheBelievesカップを終了。

  • 優勝は2勝1分けのイングランド(FIFAランク4位)
  • 2位は1勝2分けのUSA(FIFAランク1位)
  • 3位は1勝1分1敗のなでしこジャパン(FIFAランク8位)
  • 4位が0勝3敗のブラジル(FIFAランク10位)

なでしこジャパンの成績だが、昨年夏に参加したアメリカ主催のTournament of Nations大会 の0勝3敗よりは格段に良かった。

前年度は、ブラジルに負けたが今回はその雪辱を果たした。

若いメンバー主体でよく頑張った」というのが大方の評価であろう。

私は今年6月のワールドカップ2019フランス大会でベスト4を目指して欲しいと常日頃より思っている。

そこで、2018年度の強豪国との対戦成績を分析したが、なでしこジャパンの課題(関連記事:なでしこジャパンの課題)が浮き彫りになった。

そこで6つのチェックポイント(関連記事:SheBelievesで検証したい6つのポイント)を上げ、なでしこジャパンの実力アップ度をこのSheBelievesカップの試合結果で検証することにした。

なお、なでしこジャパンや強豪国に関する情報を18本紹介していますので関連記事なでしこジャパン2019 W杯特集」もどうぞ!

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SheBelievesカップの選手選考は正しかったのか?

第3者がとやかく言う問題でないのは百も承知で考察。

SheBelievesカップとTournament of Nations大会の出場選手

両方の大会に出場したメンバーが極端に少ない

  • 鮫島、清水、有吉、中島、長谷川、横山、籾木、杉田の8名
  • 前回出場した選手でコンディッション等の理由で参加できなかった選手は、坂口(夢)、山下、池田

この3選手を加えても11名。

23名中8名(11名) が連続召集。

少なくない?

一方、USAは23名中17名が連続召集。

問題点は何なのよ?

これまでもそうだったが、大黒柱不在・中核メンバーが固定されていない

ワールドカップ3ヶ月前だよ?

あり得ないこと。

選手選考は正しかったの?

ベテランは後からでも追加できるので東京五輪向けなら100%正しいと言えよう。

しかしだよ、ワールドカップ2019は目前。

どうやらワールドカップに向けた選手選考ではなかったようだ。

ワールドカップ2019フランス大会を東京五輪に向けた若手選手育成の場と考えているのでしょう。そんな風に考えざるを得ない選手選考だった。

ということでワールドカップ2019フランス大会のメンバーは何らかの圧力がない限りこれまでと同じ視点(若手を試す)で選考するだろう。 

経験値の低さをどう克服したか

ここでいう経験値とは大舞台(ワールドカップとオリンピック)に出場した経験のある選手がチームに何名いるかを指す。

なでしこジャパンの経験値の低さをいろいろな記事で指摘してきた。強豪国のなかで極端に低い経験値を持つのがなでしこジャパン

SheBelievesカップではその経験値の低さを克服できなかった。

イングランド vs なでしこジャパン戦での経験値比較

イングランドのスタメン平均値

  • 年齢 26.7歳
  • 代表試合数 29.3試合
  • 経験値 6名/11名(55%)

なでしこジャパンのスタメン平均値

  • 年齢 23.2歳
  • 代表試合数 12試合
  • 経験値 2名/11名(18%)

だからどうなの?

サッカーダイジェストWebから

試合後、フラッシュインタビューに応えた〇〇監督も「前半は派手にやられた。あのような失点をすると、ゲームが壊れてしまう」とチームの出来に落胆。悔しさを滲ませ、ディフェンス面で課題を露呈した点を素直に認めた。また、改善を図った後半についても、厳しい表情で総括。「メンバーを代えると、ボールがよくつながった。シュートまで持っていき、改善を図れたと思う。でも、決め切らないと意味がない」と、好機を逃した攻撃陣に注文を付けた。

選手がかわいそう!結果が出ないと選手のせいにする

  • 経験値のないメンバーを招集したのはだれなの?
  • ブラジル戦を見れば経験値のないDF陣では強豪国には通用しないと分かったでしょうに!
  • それなのにイングランド戦になぜ若手を選んだの?

更に呆れたのは、「メンバーを変えるとボールがよくつながった」というコメント。それは自分の手腕とも言いたげ?

マジでそう思っているの?

イングランドは、後半、明らかにペースダウンしたじゃない。

ハッキリ言わせてもらえば、ワールドカップに備えて体力を温存しながらの守り方をシミュレーションをしていたわけよ。でなければ日本はどんな攻撃するかW杯に備えて研究したのよ!

気付かなかった?

先制されたら負けるジンクスを破れたか

2018年度において世界の強豪国(ワールドランクTop10)との7試合(1勝5敗1分)では先制された5試合は全て敗戦。特に前半の早い時間帯に失点するケースが目立った。

この点は経験値を積んでいる選手を先発に使えばある程度回避できる。

USA戦は経験値の高い3人(鮫島、熊谷、有吉)とDF陣のなかで代表試合出場数の最も多い清水をDFに据えた。

ところが優勝のかかったイングランド戦のスタメンCBの2人は、この大会が初めての代表試合。

どうして鮫島をCBに起用し、有吉をどちらかのSBで使わなかったのかな?前半だけでも宇津木をボランチの位置に起用すべきだったのでは?

去年の苦い経験が全く生かされなかった。ジンクスを破る対策を事前に立てていなかったなら最悪だ。試合結果を念密に分析していないことになる。

私からすれば「前半は派手にやられた。あのような失点をすると、ゲームが壊れてしまう」と選手を非難するのは論外。ゲームを壊した張本人はいったい誰だと思っているのか、と言いたくなる。 

昨夏よりも守備力はアップしたか

昨夏とはアジア大会ではなくTournament of Nationsの大会。

昨夏より確実に実力アップしているだろうがこの大会の失点をせめて昨夏の半分の4点以内で納められたか?がチェックポイント。

このSheBelievesカップの失点は6点。昨夏の大会では8失点。2点少なくなっているから上出来!と言いたいところだが、減った2点はUSA戦である。今回は熊谷がいた。昨夏はいなかった。

即ち、熊谷抜きで考えた場合、全く変わっていない(守備力はアップしていない)というのが私の見解。

なでしこ代表メンバーがころころ変わるのでチーム力の積み上げが少ない。当然と言えば当然の結果である。

本来なら、ワールドカップを目前にしたこの段階では

  • 中核となるメンバーで試合に臨む
  • 連動性を高める
  • 試合の展開に応じて選手交代も含め色々シミュレーションする

時期である。 

昨夏よりも攻撃力はアップしたか

先制されても同点に追いつく力が備わったか?がチェックポイント。

今大会の得点は5点である。昨夏の3点と比較したら2点アップ。

確実にアップしていると感じる。

特にUSA戦で2回リードを許したが2回とも追いついた。大いに評価できる。

欲を言えば5点中4点は味方からの素晴らしいパスがあってほぼフリーの状態での得点。唯一DFを振り切った得点は長谷川の1点だけ。

特にイングランド戦の後半は、沢山のチャンスを作りながらもDFを崩し切れなかった。 

Gunocy.comに掲載された籾木選手の大会終了後のコメント

W杯で世界一を目指す選手にはまだなりきれていないと感じます。一番は選手個人。自分一人で相手の守備陣を打開してゴールを決めることができなければ相手もそれを警戒しないですし、警戒されてこそコンビネーションが活きてくるので、個人技はもっと突き詰めていかなければいけないと感じます。」 

全く同感である。私もブラジル戦直後に記事(関連記事のSheBelievesカップの試合結果)にフリーでないと得点できないのが課題と追記した。

その課題はイングランド戦でさらに浮き彫りになった。そこを籾木選手は強く感じたのでこのようなコメントになったと思う。W杯世界一を目指す意欲を持った選手で且つそれを口にする若いなでしこ選手は他にいるのだろうか籾木選手はきっとワールドクラスの選手に成長するだろう。 

イングランド戦は精神的に優位に立てる試合内容だったか

なでしこ選手が「イングランドに対して勝算あり」と思えるような試合運びができたかどうかが6つ目の検証ポイント。これはグループステージでの直接対決において精神的に大きな影響を与える重要なポイント。

お分かりの通り、全く逆の結果になってしまった。

心配な点は若いなでしこ選手が自信喪失すること。

SheBelievesカップでハッキリした点は、ブラジル戦直後にSheBelievesカップ試合結果の記事に追記したが、若手(経験値のない)選手を決勝Tに先発起用するのは無理。しかし、ワールドカップという舞台で勝ち抜くには若い選手の力が絶対必要。

4月のフランスやドイツとの国際試合で自信を取り戻してほしい。でないと決勝Tでの戦いはかなり厳しくなる。 

 

 

【関連記事】  なでしこジャパン2019 W杯特集 

紹介する記事は下記の内容。 

  • なでしこジャパンW杯メンバー・選考解剖・試合日程・結果
  • なでしこジャパンのW杯メンバー予想・成績予想
  • なでしこジャパン2019年度強化試合結果D組対戦国の最新情報
  • 永里優季はなぜ召集されない? なでしこジャパンの課題そして課題は解消されたか?
  • 強豪国(FIFAランキングTop10)強化試合結果とプロフィール決勝T進出国・ベスト8・優勝国予想

www.ippo-san.com

 

 

FIFA女子ワールドカップ2019への期待とまとめ

 

SheBelievesカップの成績でワールドカップの成績を予想するのは少々荒っぽすぎる。しかし、

3戦全勝ならマスコミがなでしこジャパン2019はW杯「優勝候補」と騒ぎ立てFIFA女子ワールドアップ優勝への期待が大きく膨らむと書いた。

結果は3位の1勝1分1敗でむしろ期待がしぼんでしまった。

決して悪い成績ではないが、試合内容はどうだったのだろう?

  • 互角それとも互角以上に戦った? No!
  • 運が味方した? Yes!
  • 守備力はアップした? No!
  • 攻撃力はアップした? Yes!
  • 経験値の低さを克服できた? No!

最悪3戦全敗でもおかしくなかったことを忘れてはならない。

しかし、このSheBelievesから分かった課題を改善してワールドカップでは期待以上の結果を出すことを切に願う。

現時点でのワールドカップ2019の期待値は、

  • 決勝Tに進めるか? Yes!
  • Best 8に進めるか? 若手の成長次第???

若手のレベルアップには時間がかかるが、最低でもメンタルな部分(なでしこ代表としての誇り・気概・責任感)を強く発揮して戦ってほしい。

そうすれば別の世界が見えてくるだろう。

 

ガンバレ なでしこジャパン!