Ippo-san’s diary

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東京五輪でメダル獲得に必要な なでしこジャパン メンバーを考察

なでしこジャパンにとってFIFA女子ワールドカップ2019フランス大会後初の国際親善試合(10月6日)に招集されるメンバー発表が楽しみだ。ただ、親善試合に招集されるメンバーは私の予想とは大きく異なるかもしれない。

JFAはW杯総括を公表するつもりはないようだが、十分に議論を尽くし東京五輪に向けての対策を練ったことだろう。

ただ、その対策はW杯の結果をどう受け止めたかによって大きく変わる。

  • ケガ人が出て十分な体制で臨めなかった
  • 不運にもベスト8を逃してしまった

というような内容が含まれた総括であればお先真っ暗だ。

そうでなければ、今後のメンバー選考を議論したと考えられるが、それを議論しなければならない理由は他にもある。それはJFAが東京五輪サッカー競技で男女ともメダル獲得を目標としているから。

ここではこれまで明らかになった課題を克服し且つ東京五輪でメダル獲得必要なメンバーを考察します。なお、メンバーの記者発表を9月20日(金) 14:00から。

なでしこジャパンの課題として語られたポイント

ネット上でなでしこジャパンの課題について論じている記事は意外と少ないが、指摘されている主な課題は、

  • ボランチ問題(判断スピード)
  • セットプレーからの失点
  • パススピードの加速化
  • 決定力不足

ネットからの引用だが、イングランド戦を解説していた澤穂希氏は

攻撃のリズムを作れても、最後の決定力が課題。守備面で言うと、裏に出される前、出された後の対応は改善しなければならないと思います」と、この試合で顕著だった、フィニッシュの精度、相手FWの抜け出しへの対応を課題に挙げた。

名指しこそ避けたものの守備面では主にボランチの問題であろう。私も何回も不甲斐ない守備シーン(マークを外したり、プレスが甘かったり、危機察知能力に欠けたリアクティブな対応)を目にした。

ただ、全て技術的な課題である。もちろん、澤穂希氏でさえ技術的な課題以外語れないことは百も承知しているのでサッカー関係者や担当記者では語れない点を主体に考察しましょう。

 

W杯で証明されたなでしこジャパンの課題

私はW杯前に多くの記事でなでしこジャパンの課題を指摘してきたが、W杯でそれらの課題が証明された(浮き彫りになった)ことは確かである。

技術的な課題は専門家に任せるとして、私が感じた課題は概ね次の通り。

  • 選 考:選手選考に実力や実績が反映されていない
  • 守備力:失点が多い。特に前半の失点が多い
  • 攻撃力:先制されたら逆転できる力がない
  • リーダー:攻撃のリーダー不在
  • 経験値:大舞台(W杯や五輪)での経験者が少ない
  • 使命感:代表に相応しくない若手(要教育)が数名存在する

これらの課題に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。 

www.ippo-san.com

 

メダル獲得には実力や実績での選手選考が必須

日本のマスコミは何も言わないが、FIFA女子W杯2019は「若手を成長させるため大舞台で経験を積ませる」というのが最大の目標、これが私の見解。JFAはそれでも何とかベスト8に入れるだろうと思っていたはずだ。

あるネットの記事によると、日本の実績を評価してゴールデンタイム中継となったイングランド戦でフランス人の解説者はハーフタイムのスタジオ討論で「そもそもやる気も見えない。明らかに東京オリンピックに向けて準備していて、それが見え見えだ!」と強烈な批判を口にしたそうだ。

東京五輪では開催国として絶対にメダルが欲しいが、先のW杯メンバーでは極めて困難、と分かった現在、JFAが「東京五輪ではベテランを補強する必要がある」という結論に達したとしても不思議ではない。もし、この推察が当たっていれば、先のW杯メンバーのうち3分の1くらいはメンバーが入れ替わるだろう。

五輪でメダルを取るために必要なメンバー構成

2023年W杯優勝を目標に掲げているのでベテランに極度に頼るべきではないが、東京五輪でメダルと取るというのが必達目標なら準々決勝以降でランキング上位の強豪国に最低2回勝たなければならない。

使命感の足りない選手や実力不足の若手を招集する余裕はない。若手は最大でも10人くらい迄だろう。私が理想とするメンバー構成は、

  • 若手(22歳以下)  10名
  • 中堅(27歳以下)  7名
  • ベテラン(28歳以上)6名

これならば次の課題の解消間違いなし!

  • 大舞台での経験値
  • 守備面での危機察知能力

しかし、予想通りにいくだろうか?

初召集の若手は3名以内に抑えられるか?

これまでの3年間は、ちょっと見どころのありそうな選手がいるとすぐ初招集する、それをW杯3ヵ月前まで繰り返してきた。そのためメンバー固定はW杯直前の欧州遠征の2試合。「時すでに遅し」。攻守両面で戦術を磨き上げる時間を失した。大失策だ。

東京五輪までに1年足らず。そんなことは時間的にも許されない。W杯後初の国際親善試合に「初物食い」の癖が出ないことを望む。その判定基準は3名以内の若手初召集組。

新たなベテランを招集するか?

大舞台経験のあるベテランと言えば、今回のW杯で活躍したのは鮫島、熊谷だけ。少なくても5人の「活躍できる」ベテランが必要だ。例えば、永里、川澄、阪口、岩清水など。彼女らが加われば、

  • 大舞台で重要な経験値が相当アップ
  • 攻守両面で実力アップ
  • チームのチャラチャラした雰囲気が吹っ飛び、かなり引き締まる
  • 攻撃のリーダーが得られる
  • 熊谷を本来のボランチとして使える

新たなベテランを招集するかしないか、JFAの「メダル獲得への本気度」を知るうえで興味深い点である。

守備力アップをアップするには?

課題は守勢に回った時のボランチのパーフォーマンス。

  • 判断のスピードが遅い
  • プレスが甘い
  • セットプレーでのマークも甘く競り合いしない
  • プレーが消極的

ディフェンスの第一関門が脆いのが最大の失点の原因と見る。

阪口が期待できないなら猶本を試すべきだ。また、岩清水が加われば熊谷を本職のボランチにまわすオプションもある。そのためにも南萌華をもっと使うべきだ。

 

攻撃力をアップするには?

攻撃面での最大の課題はリーダー不在。残念ながら現なでしこ代表メンバーに攻撃面でリーダーを担える存在感のある選手が見当たらない。

その点、世界最高峰のリーグでプレーしているワールドクラスの選手、永里優季は最適だ。2019年度も月間ベストイレブンを受賞するなど大活躍中。

それに永里のツイッターを見ればわかるがサッカー以上に人として大きく成長している。若手はビビルだろうが、そこで普段のプレーができないなら所詮大舞台では通用しない。

 

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まとめ

 

FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会でベスト8になれなかったのは日本女子の実力が落ちたからではなく、ベストメンバーで臨まなかった、というのが私の持論。

何故、ベストメンバーを選ばなかったのかについては若手を短期間で成長させて東京五輪や次のワールドカップでメダルを獲得するために最適な選択と考えたからだ。

なでしこジャパンのメンバー再編成があるかないかが最大の注目点。もし、JFAがベスト8になれなかったのは「メンバーのケガなど想定外のことの発生や試合での不運によるもの」と総括しているならメンバー再編成は無い。

10月6日国際親善試合代表メンバー発表でいろいろなことが見えてくる。今度のメンバー発表(9月中旬頃であろう)が非常に楽しみだ!