(2018年11月24日掲載:2020年3月16日更新)
はじめに
フランスはもちろんヨーロッパ個人旅行を企画する上で必須のツールの1つが omio(旧goEuro)。
TGVや長距離バスなどの移動手段・発着車時刻・料金を調べたり予約が可能。これを使えば、自身の都合や日程に合った最適な移動手段・最安値が分かります。
昨年9月に日本語版が登場。これまで英語版を紹介していましたが、リライトして日本語版を紹介させていただきます。
なお、goEuroと同じ様に便利ツール、フランス個人旅行:移動手段選びに超便利な ComparaBUS も合わせてご覧いただければ幸いです。
欧州個人旅行に必須の移動手段検索・予約サイト omio
いつから検索や予約ができるの?
おおむね、
- 列車とバスは90日先まで予約可能
- 飛行機は6か月先まで予約可能
移動手段
- 長距離列車(TGV、TER、INTERCITIES)
- 長距離バス(BlaBlabus、FLIXBUS、OUIBUSなど)
- 飛行機
- 相乗りバス(Car pooling)
omio (goEuro) を使うメリット
最新情報(時刻表・料金)が得られる
- 列車やバスの運賃は季節・曜日・出発時刻で大きく変わる
- 旅行日程変更や運行スケジュール・料金の改定への対応
最安値の移動手段や出発時間が分かる
- 詳細な行程表を組める
- 自分の旅行日程に最適の手段を選べる
- 移動日や出発時間を調整すれば安く移動できる
移動手段の予約ができる
注意:omioでは大手の長距離バス運行スケジュール(FLiXBUS、OUIBUS)の表示を除外するように変更されたもよう。
omioのデメリットは?
omioの利用範囲を理解しよう。中長距離移動手段検索であって
次のような場合検索できない。
- 市内の交通機関(電車、バス、トラムなど)
- 比較的距離の短い地方の列車やバス路線
しかし、これらの交通機関に関する情報をはGoogle Map でゲット可能。
短距離の移動手段検索はまずGoogle Mapの利用がおすすめ!
ただし、Google Mapは料金を表示しない。
具体的に調べるには、
- 路線バスやローカルの電車のサイトを探して調べる
- それには大変な労力がいる
- 探し当ててもフランス語なので理解できないことがもしばしばある
- ムリに探さず2~3€予算計上した方が楽でいい
- ただし、発着時刻を確認したいときは労力を惜しまずに!
omio (goEuro) の使い方・予約方法の説明
画面を使って簡単に説明しましょう。
- 発車スケジュールの選択から予約手続き完了までの
- 操作手順を7ステップ(7画面)で説明
- Google Chromeでないとうまく表示されないかも
サイトはこちら
画面1:出発地・目的地・出発日
サイトをクリックするとこの画面が表示される
- 出発地・目的地・出発日・復路出発日を入力して
- 「検索」をクリックして
- 次のステップへ
注意
- 出発地と目的地に都市名を入力すると候補地が複数表示されるので適切なロケーションを選ぶ
- 判断が難しい場合はGoogle Mapで検索してロケーション名を確認
画面2:列車やバスのスケジュール検索
- 列車のスケジュールがデフォルトで表示される。バスを利用する場合はバスのマークをクリックすればバスのスケジュールが表示される
- 出発日などを変更した時は「検索」をクリックして表示内容を更新することを忘れずに!
- 料金をユーロ表示にする場合は¥ をクリックして €EUR を選択
- 希望するスケジュールが見つかるまでスクロール
画面3:往路のスケジュール選択
- 「x回乗り継ぎ」をクリックすると列車番号や経由・乗換情報などが表示される
- これを確認して希望のスケジュールなら
- 「この旅程を選択」をクリックして次のステップへ
画面4:復路のスケジュール選択(復路出発日入力の場合)
画面をスクロールして希望の復路出発日のスケジュール枠内をクリック
画面5: 発着スケジュール・料金確認
正しければ画面をスクロールして「お役様の詳細へ」をクリック
画面6: 個人情報入力
- メールアドレス・名前・生年月日などを入力
- 画面下の「旅程詳細の確認」をクリック
画面7:クレジット情報入力
- 支払方法(Visa/PayPal/G Pay)選択画面が表示されるので、いずれかを選択するとクレジット情報入力画面になる(下記の画面)
- クレジット情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)を入力
- 画面下の「今すぐに¥ xxxxをしはらいます」をクリック
- これで予約手続き終了
- e-Mailアドレス宛に返信があるのでよく読んで必要な対応を取る
まとめ
ヨーロッパ個人旅行に必須の移動手段検索・予約サイトの omio (旧goEuro)について、その使い方と予約の仕方を画面7つを使って説明しました。
ただ、goEuroは短距離の移動手段に不向きです。
日本語版が出来て良かったですね。私は、行き方を紹介する記事ではいつもomioにお世話になっています。皆さんも、ヨーロパを旅する際は、是非、試してみてください。
いかがでしたか? お役に立てたなら幸いです。