フランス旅行前に知っておこう、買い物マナー12選を紹介

フランス旅行中に買い物をする時、店員さんの横柄な態度に驚くことがあるかもしれません。場合によっては苛立ちや腹立ちさえ感じることでしょう。

フランスで買い物を楽しむにはフランスの文化や習慣を理解しておくことがとても重要です。それでは現地在住40年の弟の買い物マナーを紹介。 

なお、食事マナーに関してはこちらをどうぞ!

これだけは気をつけたいフランス食事マナー20選 

お客さんと店員さんは対等な関係

日本ではお金を払う人が上でサービスを提供する人が下の扱いとなりますが、フランスでは、お客さんと店員さんが対等な関係という文化の国です。ですから売る側も買う側もお互いを尊重します。

しかし、売る側と買う側の立場が日本と真逆になるケースもあり、ひどい場合には店員がお客を無視したり馬鹿にした態度で偉そうに接したりする。特に観光客で賑わう高級ブティックと呼ばれるようなところで散見されます。

そもそも高級ブランド品は、歴史的に貴族などの社会的階級の高い人々向けのもので、このようなお客様を相手にしていたお店では、大衆化が進んだ現在でも一般市民を軽視する傾向が残っています。

ですから、フランス人でも一般の人々は、お金があっても、あまりブランド品を欲しいと思う人はいません。むしろ高級ハンドバックを抱えて満員電車に乗るのは恥ずかしいいと思っています。

(ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店の天井を飾る歴史的建造物のドーム型ステンドグラスと豪華なバルコニー)

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買物マナー12選

ここではブランド品を扱っている専門店や高級デパートでの買い物マナーを紹介します。

① 挨拶は必須

お店の大小に関わらず、お店に入るときに"Bonjour"ボンジュール(こんにちは)。お店を出るときに"Au revoir"オヴォワー(さようなら)。商品の説明をしてもらった時や頼んだものを持ってきてくれた時には "Mercir"メルシー(ありがとう)。

人の家にお邪魔した時の感覚で行動すればよいので、日本人なら誰でもできる。ぜひ、この3点セットを実行しましょう。店員さんの対応がちょっと変わるよ!

 

② 高級店には単に好奇心では入らない

店内に入ると(場合によっては警備員の検査を受けた後)店員が寄ってきて、何を探しているか聞いてきます。逆に、聞かれもしない時は、冷やかしと思われて相手にしてくれていないと言うことです。

何か目ぼしいものがあるだろうかと軽い気持ちで入ると、店員さんの「早く出て行け」という視線を感じてしまいます。好奇心だけで入ると不愉快な思いをしますのでウインドウ・ショッピングで済ませましょう。

 

③ 高級店で買い物をする時は服装や姿勢に気をつけて

店員さんはお客さんの頭のてっぺんから爪の先まで観察し、その客の社会的・経済的なレベルを評価。レベルによって店員さんの対応が違ってきます。その時の視線を感じる度にごく普通階級の私は劣等感を覚える。

このようなお店に入る時は、自分の持っている最高のものを身に着けて、できるだけ紳士に化けていくことにしています。一度、スイスの高級時計店に預けていた時計を引き取りに普段着で入ろうとしたら、同伴者のフランス人女性から嫌がられました。

フォーマルな服装である必要は全くありませんが、カジュアルでもできるだけブランド品で高級感のあるオシャレな服装に変装してから行きましょう。

 

専門店やブランド店内でウロウロ、キョロキョロしない

高級店内にはあまり商品を飾っていません。特に貴金属は盗難を警戒して、ほとんどの商品は鍵のかかった引き出しに入っています。ですから店員さんに「このようなものを探している」と言うと、それに該当した商品を取り出してきて、見せてくれます。

運動靴で店内をウロウロ・キョロキョロしながらお目当ての商品を自分で探し回る旅行者に対して、店員は「早く出ていってくれ」と心の底で思っています。

時間的に余裕のない旅行客はどうしても急いでしまうが、高級店では余裕をもって買い物しましょうね!

 

⑤ 勝手に商品を触らない

高級店で店員さんが一番嫌がるのは、綺麗に展示した商品を、お客さんが勝手にとって触ることです。探している商品を店員さんに説明して、出してもらってください。

スイスのある高級時計店でのことですが、どれくらい予算があるか聞かれて、これくらいと言ったら、「ここにではいくら以下はおいていません」と言われて何も見せてもらえなかったこともありました。

 

観光客で混んでいるブランド店でサービスを受けるには

ブランド店に観光客が押し寄せるとなかなかサービスが受けられません。パリのシャンゼリーゼ通りの高級店ではよくあることです。

このような場合、私は店員さんの専用カウンターの(店員から見て)斜め前でじっと立って待ちます。一方、急いでいる観光客は店員さんを取り囲むように何人も群がって「次は自分の番だ」とばかりに後を追いかけます。

しかし、その店員さんは接客中のお客さんから手が離れると私を見て声をかけてくれたので速やかに買い物を済ませることが出来ました。

混雑している時は、店員さんのカウンター近くでサービスの順番を辛抱強く待つことが、結局、最善策のようです。

 

⑧ 女性同伴の男性は紳士的な振る舞いを忘れないように

ここはレデイ・ファーストの国なので、同伴の女性のコートを取る、コートを掛ける、ドアを開き女性を先に通す、手荷物を持ってあげるなど、店内でもそれなりに気を使ってください。

店員さんはこのような振る舞いも観察してお客を評価しています。これが出来て対等の扱いが受けられる訳で、それが出来なければ、店員さんの心の底にお客様を見下す気持ちが生まれるものです。

 

⑧ ドアやショーケースに手の跡をつけない

日本と違い自動ドアの少ない国では、よくドアの取っ手以外の平面部分に手を当てて開けたり、ショーケースや建物の柱、壁などに手を触れたりしている姿を見かけます。

何処でも構わず触るのは育ちの悪い人と思われ敬遠されます。取っ手以外は触れないようにしてください。

 

⑨ マスクやサングラスをして店内に入らない

マスクをしていると病人と勘違いされる。日本では衛生面からマスクをしたままでも何とも思われないどころか、ごく自然なことだが、フランスを含むヨーロッパでは異様に受け止められてしまう。

また、マスク姿にサングラスでもかけて入ろうものなら、強盗と間違えられるかもしれません。サングラスは外で掛けるもの、店内に入る時ははずしましょう。

 

⑩ 店内でワイワイ、ガヤガヤ騒がない

高級店内では静かにしましょう。店員さんもお客さんも小声で話すのが習慣(南に行くとより騒がしく、北に行くとより静か)ですので、皆さんの迷惑にならないよう、ヒンシュクを買わないよう、上品に振る舞いましょう。勿論、携帯電話も切っておいたほうが良いですね!

 

⑪ 理由なしに笑わない

誰かに話しかけられ、自分がわからない時など、それをごまかすためにニコニコしたり、笑ったりして対応をする方を見かけます。

しかしこれは、西洋人には異様な反応に映ります。馬鹿にされているのではないかと受け止める人、不気味な異常者ではないかと思う人もいます。

言葉が通じなくとも、わからない時はジェスチャーでいいから「わからない」と困った表情で真剣に相手に伝えないと変な誤解を受けてしまいます。

 

⑫ お支払いはクレジット・カードで

フランスでは、スーパーから高級店まで、支払いはクレジット・カードや小切手が一般的です。現金での支払いは嫌がられます。特に高級店では細かい釣り銭が必要な現金決済は敬遠されます。

必要なら、日本出発前にクレジット・カード会社に申請して旅行期間中の利用限度枠を上げてください。お買い物だけでなく、防犯という視点でも海外旅行保険(自動付帯・利用付帯)付カードでのお支払いがおすすめです。

 

 

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おわりに

 

フランスのショッピングはこんなに大変なの?とても疲れそう、と思う方には気軽にショッピングできるスーパーがおすすめです。スーパーで買えるお土産品についてはこちらのサイトをどうぞ!

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なお、ほとんどのブランド品は日本で同等の価格、しかも、世界一のお客様待遇を受けて買えます。店員さんにこんなに気を使ってまでフランスで買う必要はない、と思いませんか?庶民の私には今でも高級ブティックの店員の視線は苦手です。

ただ、スーパーのお土産品でも、高級ブティックのブランド品でも、現地で購入するからこそ価値があるのは確かなこと。悩ましいですね!

何れにせよ、楽しい買い物ができれば間違いなく楽しい旅行になるでしょう。そのためにも「買物マナー12選」が少しでも参考になれたなら嬉しい限りです。