はじめに
(2022年11月20日掲載:2023年9月9日更新)
欧州の日本人サッカー選手(欧州組)69名は大小様々な52クラブでプレーしている。
その中で冨安健洋選手が日本人所属クラブで市場価値(MV)が最高額のアーセナル(1090M€)でプレー。一方、橋岡選手やシュミット・ダニエル選手などは市場価値が最も小さいクラブの1つ、シント・トロイデン(13.5M€)でプレー。
あくまでも所属クラブ内の話ですが、市場価値最高額の日本人選手がいたのに驚きました。皆さん、所属クラブで市場価値最高額の日本人選手は何人いると思いますか? 6人以上? 5人以下?
また、欧州クラブ市場価値ランキングTop100所属の日本人選手は何人いるでしょうか?
本記事は、欧州組所属クラブの市場価値、最高額の選手、そして日本人選手の市場価値とクラブ内順位などを紹介。年数回更新しますのでよろしくお願いします。
市場価値Top100クラブ所属の欧州組
クラブ市場価値欧州Top100のクラブ(100M€~)でプレーする日本人選手は20名。さすが、このレベルではクラブ内市場価値最高額の日本人選手はいないと思いましたが、1人いました。3位タイ以上の選手は、
- セルティック 古橋亨梧 1位
- ラツィオ 鎌田大地 2位
- ブライトン 三笘 薫 3位
- フライブルク 堂安 律 3位
- セルティック 旗手怜央 3位
- シュトゥットガルト 伊藤洋輝 3位
(選手はSquad、M€はクラブ市場価値、最高額はクラブ内1位の選手のMV)
なお、J1クラブの市場価値最高は浦和でおよそ20M€、最も少ないのは横浜FCでおよそ10M€。
市場価値Top101~のクラブ所属の欧州組
クラブ市場価値50M€~99M€
この範囲の欧州組は8名。クラブ内市場価値最高額の選手がいました。
3位以内の選手は、
- スタッド・ランス 伊東純也 1位
- AZアルクマール 菅原由勢 2位
- ボーフム 浅野拓磨 2位
- スタッド・ランス 中村敬斗 3位
クラブ市場価値20M€~50M€未満
この範囲の欧州組は19名。クラブ内市場価値最高額の選手がいました。
- ジル・ヴィセンテ 藤本寛也
クラブ市場価値20M€未満
この範囲欧州組は22名。クラブ内市場価値最高額の選手が複数いました。
- ニュルンベルク 林 大地
- グラスホッパー 瀬古歩夢
- シント・トロイデン 橋岡大樹
なお、シント・トロイデンの市場価値上位3選手は全て日本人(2位シュミット、3位伊藤涼太郎)。
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おわりに
冒頭の質問に対する解答ですが、
- 所属クラブ内市場価値最高額の日本人選手 6名
- 欧州クラブ市場価値ランキングTop100所属の日本人選手 20名
前回(2023年6月8日)更新時も所属クラブ内市場価値最高額の選手は6人でしたが、特にその内に上田綺世と中村敬斗は「今夏間違いなく上位クラブに移籍する」と、ここ「おわりに」に書きましたが、両選手ともステップアップしましたね。
今季このまま活躍を続ければ、三笘選手や久保選手の市場価値は、それぞれ少なくとも50M€、40M€になるでしょうね。現在、比較的大きなクラブ所属の選手の活躍が目立ちますが、12月~1月の市場価値更新が楽しみです。
いずれにせよ、クラブ内順位や所属クラブの規模はさておき、期待することは同じ。今いるチームで更なる活躍と将来のステップアップを期待したい。
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