【2021年度版】欧州サッカークラブのランキングと日本人選手

(2019年8月8日掲載:2021年10月5日更新

若い日本人サッカー選手の欧州サッカークラブへの移籍が後を絶たない。数年前まではドイツブンデスリーガへの移籍が圧倒的の多かったが、最近ではベルギー・ドイツ・スペイン・ポルトガルなど、移籍先が多様化。

本記事では、欧州クラブの欧州内クラブランキングで紹介しますが、21-22年度のチャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグ・カンファレンスリーグのグループ・ステージ進出クラブにはそれぞれ”CL" ・”EL"・”ECL"を付加しました。 

クラブランキングは週1の頻度で更新されていますが、本記事は毎月初旬に更新していますのでまた見に来て下さい。 

なお、こちらも合わせてご覧いただければ幸いです。

欧州サッカークラブ・ランキングの情報源

 

欧州サッカー連盟(UEFA)は過去10年の成績をベースにして421の欧州クラブをランキングしている。Club coefficients | UEFA Coefficients | UEFA.com

最初はこのランキングをベースに紹介したが、

  • 過去10年の成績なので現在の実力や欧州CLで活躍が反映されにくい
  • 日本人選手の所属クラブが全て掲載されている訳ではない
  • ランキングの更新は年に2回程度

そこで前回から次のデータベース(1,155のクラブ掲載)でランキングを紹介。このデータベースはサッカークラブのランキング計算にFIFAランキングと同じElo Rating Systemという相対評価で実力を表す指標を使用。

footballdatabase.com

 

欧州クラブランキング Top 80と現役日本人選手

 

サマリー(日本人選手関連)

  • 10月3日発表では南野・冨安・鎌田・長谷部・堂安・原口・遠藤渓・菅原・香川・吉田・柴崎の11名。但し、現時点でのレギュラーは冨安・鎌田・堂安・原口・菅原・柴崎の6名
  • 南野は3年連続でチャンピオンズリーグ本戦出場
  • ヨーロッパリーグ本戦出場(グループ・ステージ)はフランクフルト(長谷部、鎌田)、PSG(堂安)、セルティック(古橋)、ヘンク(伊藤純)・アントワープ(三好)、ラピド・ウィーン(北川)
  • カンファレンスリーグ本戦出場はアルクマール(菅原)、ウニオン・ベルリン(原口・遠藤渓)、PAOK(香川)、HJK(田中亜)
  • 出場選手活躍の詳細は「2021-22 UEFAリーグCL・EL・ECL出場の日本人選手一覧 」をどうぞ!

 

国別Top50クラブ数

欧州4大リーグで30チーム(60%)、下記の6カ国で36チーム(72%)占有

  • イングランド 8
  • イタリア   7
  • スペイン   7
  • ドイツ    8
  • フランス   3
  • ポルトガル  3  

項目説明

  • 2021年10月3日発表のFootballDatabaseのUEFAランキング
  • 欧州:2021年10月3日発表の現在の欧州順位
  • 太字の選手は現在所属
  • リーグ戦出場実績のある選手のみ掲載(漏れがありましたらご容赦下さい)

大会欄

  • CL:21-22欧州チャンピオンズリーグ本戦出場
  • EL:21-22ヨーロッパリーグ本戦出場
  • ECL:21-22欧州カンファレンスリーグ本戦出場

欧州

大会

クラブ名 日本選手

所属リーグ

1

CL

バイエルン・ミュンヘン

宇佐美貴史

ドイツ ブンデスリーガ

2

CL

マンチェスター・シティ

イングランド プレミアリーグ

3

CL

リヴァプール

南野拓実

イングランド プレミアリーグ

4

CL

チェルシー

イングランド プレミアリーグ

5

CL

インテル

長友佑都

イタリア セリエA

6

CL

レアル・マドリード

スペイン リーガ・エスパニョーラ

7

CL

パリ・サンジェルマン

フランス リーグ・アン

8

EL

ナポリ

イタリア セリエA

9

CL

アヤックス

オランダ エールディヴィジ

10

CL

アトレティコ・マドリード

スペイン リーガ・エスパニョーラ

11

CL

ボルシア・ドルトムント

香川真司 丸岡 満

ドイツ ブンデスリーガ

12

CL

ユヴェントス

イタリア セリエA

13

CL

ACミラン

本田圭佑

イタリア セリエA

14

CL

マンチェスターUTD

香川真司

イングランド プレミアリーグ

15

CL

アタランタ

イタリア セリエA

16

CL

FCバルセロナ

スペイン リーガ・エスパニョーラ

17

CL

FCポルト

ポルトガル プリメイラ・リーガ

18

CL

セビージャ

清武弘嗣 指宿洋史

スペイン リーガ・エスパニョーラ

19

CL

ベンフィカ

ポルトガル プリメイラ・リーガ

20

CL

ビジャレアル

久保建英

スペイン リーガ・エスパニョーラ

21

EL

バイエル・レバークーゼン

細貝 萌

ドイツ ブンデスリーガ

22

 

アーセナル

冨安健洋 宮市 亮

稲本潤一

イングランド プレミアリーグ

23

CL

レッドブル・ザルツブルク

南野拓実 奥川雅也

宮本恒靖 三都主

オーストリア ブンデスリーガ

24

 

レッドスター・ベオグラード

セルビア スーペルリーガ

25

ECL

スラヴィア・プラハ

チェコ 1部

26

EL

レアル・ソシエダ

スペイン リーガ・エスパニョーラ

27

EL

ウェストハムUTD

イングランド プレミアリーグ

28

EL

オリンピアコス

ギリシャ・スーパーリーグ

29

ECL

ASローマ

中田英寿

イタリア セリエA

30

EL

フランクフルト

長谷部誠 鎌田大地

稲本潤一 乾 貴士

高原直泰

ドイツ ブンデスリーガ

31

CL

スポルティング

田中順也

ポルトガル プリメイラ・リーガ

32

EL

レアル・ベティス

乾 貴士

スペイン リーガ・エスパニョーラ

33

CL

RBライプツィヒ

ドイツ ブンデスリーガ

34

 

ボルシアMG

大津祐樹

ドイツ ブンデスリーガ

35

CL

リール

フランス リーグ・アン

36

CL

シャフタール・ドネツク

ウクライナ・プレミアリーグ

37

ECL

トッテナム

戸田和幸

イングランド プレミアリーグ

38

EL

オリンピック・リヨン

フランス リーグ・アン

39

CL

ヴォルフスブルク

長谷部誠 大久保嘉人

ドイツ ブンデスリーガ

40

CL

ヤングボーイズ

久保裕也

スイス スーパーリーグ

41

EL

レンジャーズ

スコットランド 1部

42

CL

シェリフ

モルドバ

43

ECL

フローラ・タリン

エストニア 1部

44

EL

PSV

堂安 律

オランダ エールディヴィジ

45

CL

ゼニト

ロシア プレミアリーグ

46

 

エヴァートン

イングランド プレミアリーグ

47

CL

ディナモ・キエフ

ウクライナ

48

EL

ディナモ・ザグレブ

三浦知良 

クロアチア

49

ECL

ウニオン・ベルリン

原口元気 遠藤渓太

ドイツ ブンデスリーガ

50

EL

ラツィオ

イタリア セリエA

51

 

フライブルグ

矢野貴章

ドイツ ブンデスリーガ

52

 

ビルバオ

スペイン リーガ・エスパニョーラ

53

 

リーズ・ユナイテッド

イングランド プレミアリーグ

54

EL

モナコ

フランス リーグ・アン

55

 

アストン・ヴィラ

イングランド プレミアリーグ

56

 

バレンシア

スペイン リーガ・エスパニョーラ

57

ECL

パルチザン・ベオグラード

浅野拓磨

セルビア

58

 

レバディア・タリン

エストニア

59

CL

クラブ・ブルッヘ

ベルギー 1部

60

 

サッスオーロ

イタリア セリエA

61

EL

レスター・シティ

岡崎慎司 阿部勇樹

イングランド プレミアリーグ

62

EL

スパルタ・プラハ

チェコ 1部

63

 

ブライトン

イングランド プレミアリーグ

64

ECL

AZアルクマール

菅原由勢

オランダ エールディヴィジ

65

 

Celta Vigo

スペイン リーガ・エスパニョーラ

66

 

フィオレンティーナ

イタリア セリエA

67

 

フェイエノールト

小野伸二

オランダ エールディヴィジ

68

 

ザ・ニュー・セインツ

ウェールズ

69

 

ホッフェンハイム

宇佐美貴史

ドイツ ブンデスリーガ

70

EL

ルドゴレツ・ラズグラド

ブルガリア ファーストリーグ

71

ECL

PAOKテッサロニキ

香川真司

ギリシャ 1部

72

 

マインツ

岡崎慎司 武藤嘉紀

ドイツ ブンデスリーガ

73

 

オサスナ

スペイン リーガ・エスパニョーラ

74

 

ニース

フランス リーグ・アン

75

 

サンプドリア

吉田麻也 柳沢 敦

イタリア セリエA

76

ECL

CFR クルジュ

ルーマニア

77

EL

ブラガ

廣山 望

ポルトガル プリメイラ・リーガ

78

 

マルセイユ

酒井宏樹

フランス リーグ・アン

79

 

ヴィクトリア・プルゼニ

チェコ 1部

80

 

レガネス

柴崎 岳

スペイン 2部

 

欧州ランキング TOP81以上

 

サマリー

  • Top81位以下に主な選手だけでもおよそ45名が所属。ほぼ半数はレギュラーでない。その中には三笘薫選手や林大地選手を含めているが、今後の活躍を期待

(Top81以下は現在所属している日本人選手だけ掲載) 

欧州

大会

クラブ名 日本選手

所属リーグ

81

EL

セルティック

古橋亨梧

スコットランド 1部

96

 

シュトゥットガルト

遠藤 航 伊藤洋輝

ドイツ ブンデスリーガ 

120

 

マジョルカ

久保建英

スペイン リーガ・エスパニョーラ

135

EL

KRCヘンク

伊東純也

ベルギー 1部

142

 

デュッセルドルフ 

田中 碧 アペルカンプ

ドイツ ブンデスリーガ2部

153

ECL

HJKヘルシンキ

田中亜土夢

フィンランド 1部 

156

EL

ロイヤル・アントワープ

三好康児

ベルギー 1部

161

 

ストラスブール

川島永嗣

フランス リーグ・アン

170

 

ビーレフェルト

奥川雅也

ドイツ ブンデスリーガ

198

EL

ラピード・ウィーン

北川航也

オーストリア ブンデスリーガ

203

 

ルビン・カザン

齊藤末月

ロシア プレミアリーグ

210

 

スードゥバ

本田圭佑

リトアニア1部

285

 

ニーム

植田直通

フランス 2部

292

 

サンタ・クララ

守田英正

ポルトガル プリメイラ・リーガ

293

 

ロストフ

橋本拳人

ロシア プレミアリーグ

300

 

シャルルロワ

森岡亮太

ベルギー 1部

305

 

ポルティモネンセ

中村航輔  中島翔哉  川崎修平

ポルトガル  メイラ・リーガ

323

 

ジル・ヴィセンテ

藤本寛也

ポルトガル プリメイラ・リーガ

324

 

ハノーファー96

室屋 成

ドイツ ブンデスリーガ2部

337

 

エストリル

食野亮太郎

ポルトガル1部

382

 

ボーフム

浅野拓磨

ドイツ ブンデスリーガ1部

387

 

シャルケ

板倉 滉

ドイツ ブンデスリーガ2部

417

 

サンジロワーズ

三笘 薫

ベルギー 1部

470

 

シント=トロイデンVV

橋岡大樹 鈴木優磨

伊藤達哉 シュミット

松原 后 林 大地

原 大智

ベルギー 1部

472

 

FCシオン

若月大和

スイス 1部

496

 

PECズヴォレ

中山雄太 際

オランダ エールディヴィジ

608

 

グラスホッパー

川辺 駿

スイス 1部

688

 

トゥールーズ

オナイウ阿道

フランス 2部

839

 

FCローザンヌ

鈴木冬一

スイス 1部

877

 

ベールスホット

鈴木武蔵 

ベルギー 1部 

 

 -

カルタヘナ 岡崎慎司

ロンメルSK 斉藤光毅

バルセロナB 安部 裕葵

スペイン2部

ベルギー2部

スペイン3部

 

 

 

参考:アジアサッカークラブランキング

 

www.ippo-san.com

 

参考:Jリーグクラブランキング

 

www.ippo-san.com

 

おわりに

 

能力が高くても若い選手にとってはいきなりビッグクラブへ移籍するのは極めてリスキーだ。ほとんどの場合出場機会が得られないのでいずれ中小クラブに移籍することになる。

例えば、宇佐美貴史。ステップダウンの道を歩んだが、最後はデュッセルドルフの一部昇格に貢献。昇格1年目の2018-19シーズンには活躍。欧州でのキャリアを小クラブからスタートしたらもっと活躍できたかもしれない。

  • ガンバ大阪⇒バイエルン・ミュンヘン⇒ホッフェンハイム⇒アウクスブルク⇒デュッセルドルフ(2部)⇒ガンバ大阪

一方、最初は小クラブからスタートして徐々にステップアップした典型例は本田圭佑選手。円熟期に照準を合わせて?超ビッグクラブへ移籍。

  • 名古屋グランパス⇒VVVフェンロー⇒CSKAモスクワ⇒ACミラン

冨安健洋選手もステップアップのいい例となろう。

  • アビスパ福岡(J2)⇒ベルギー/シント・トロイデン⇒セリエA/ボローニャ⇒アーセナル

最近、名門クラブへの移籍話が絶えなかったが、案の定、東京五輪終了後にビッグクラブへ移籍するだろう(U23市場価値DFランキング:冨安健洋選手の移籍金と時期?)と予想したが、その通りとなった。

ぜひ、徐々にステップアップして欲しいものだ。ガンバレ、日本人欧州サッカー選手!

 

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