はじめに
(2023年1月16日掲載:2024年7月1日中間結果)
元Jリーガーや識者でさえ順位予想は難しい(的中率は平均で1.8チーム)ので私のような素人にはせいぜい優勝チームを的中できれば上出来でしょう。そこで当たり外れは気にせず、昨季初めてJリーグ順位予想にチャレンジ。
ただ、ズバリ的中は2位の横浜FMのみ。予想と結果が1差(青)は、鹿島、福岡、セ大阪、京都、鳥栖の5クラブ。元Jリーガーや識者と比べて全然悪くはなかったが、惨敗に変わりはない。
そこで、昨季のJ1順位予想システムを改良、そして2023順位予想シミュレーションでは、予想精度(的中率)倍増。それでは改良版独自計算システムの予想を皆さんとシェアしたいのでよろしくお願いします。
なお、こちらの記事もご覧いただければ幸いです。リーグ市場価値ランキング Top 100、J1リーグは何位?
順位予想システム概要
「The performance of football club managers: skill or luck?」と題する論文によれば、「1試合あたりの平均勝点」と「選手の年俸総額」はある程度正の相関を示しているそうだ。そこで、「1試合あたりの平均勝点」の代わりに各クラブの年間勝点、「選手の年俸総額」の代わりにチームの各季2月15日時点の推定市場価値を採用。
しかし、市場価値の高いチームがより多くの勝点を得ると言うような単純な話ではない。様々な事情で市場価値規模に見合った活躍をしない(コスパが低い)チームは例年2~3割ある。
それでもほかに方法がないので、昨季と同様、過去における市場価値1M€当たりの勝点(チームの勝点生産力)に新シーズンの市場価値増減に見合う勝点を加減するの基本とし、さらに改良を加えました。
主な変更点
- 比較期間変更:市場価値や勝点増減の比較対象期間を過去3年から過去2年へ変更
- 新機能:強力な助っ人を獲得(市場価値アップ)しても勝点生産性が伸びないことが多い。また、ACL参戦による過密日程、主力のケガ、監督交代などの諸事情で期待通りの順位にはならない。そこで過去の予想勝点と実際の勝点の差を今季の予想勝点に加減
- J2クラブのJ1換算勝点変更:J2チームの勝点をJ1勝点に換算する時はJ2勝点の約40%を採用したが、過去のJ1昇格チームの実態を調査。すると、約20%低かったのでJ2時の勝点を20%アップ
新旧システム比較
上記の3点で昨季のJ1順位予想システムを改良。2023年J1順位をシュミレーションしたら的中率倍増。特にズバリ的中クラブ数は何と7チーム(+6)。予想順位と実順位が2差以内は驚異の14チーム(+5)。そして平均乖離(誤差)が半減(精度倍増)。
上記の詳細(黄色:的中、青:1~2差以内)
ただ、このシュミレーション結果には私自身でさえ半信半疑。今季の予想で最も期待することは平均乖離3.0を切ること。識者の過去4年平均は4.0、ベストは3.5なので、3.0となれば全順位予想精度が極めて高いと言える。
新システムの一部
2024年J1全順位予想
2024年2月15日時点での市場価値を使用してるので開幕までに新規加入などでチームの推定市場価値に大きな変化があれば予想順位が変わる。そこで本記事の更新は開幕直前の2月22日まで実施する予定。
現時点でのシステムの1位予想は横浜FM。常識的には、私を含めて多くの解説者が複数の強力な助っ人を獲得した浦和の優勝を予想するでしょう。
システム予想
- 横浜FM 昨年とあまり変わらないので優勝はきついと思うが?
- 浦和 大物助っ人獲得で優勝候補筆頭と思うが?
- 神戸 ACL参戦で9月以降の日程がキツイので4位は妥当?
- 新潟 突出した補強がないのに6位は高すぎる?個人的予想は12位
- 川崎 守備に不安、9位は妥当?ただ、攻撃陣の期待以上の活躍で3位以内あり。個人的予想は6位
- J1初参戦の町田の予想は妥当かも?個人的予想は7位
- 降格(3チームだが19位・20位のみ対象):G大阪、磐田の予想だが、個人的には磐田、東京Vと思う
個人予想
システム予想だけではあまり楽しくないので個人予想をしてみた。
- 浦和は天皇杯もACLもない。さらに戦力アップもリーグ一。特に後半戦(夏場以降)に突っ走る可能性が高い
- 神戸、横浜、川崎、広島はACLが始まる夏以降に厳しい戦いとなる
- 川崎は、富士フィルムカップに総入れ替えで臨んだが、それでも神戸に勝利。選手層の厚さを考えると、前半戦上位をキープさえすれば、神戸・横浜・広島より上でフィニッシュする可能性もあるが、守備が不安定
- 上位争いでは鹿島・町田・セ大阪も加わると予想
中間報告
非情にひどい結果ですので詳しくは報告しませんが、
- ズバリ的中 2(神戸、C大阪)
- トップ6的中 2
- 降格的中 1(湘南)
- 2差以内 5
なお、識者14名の予想でもズバリ的中はわずか4チーム、システム予想よりも酷い結果です。
最終報告 J1終了後数日内に報告
元Jリーガーなど識者の順位予想
過去4年間の順位予想 v 結果は?
- 識者当たりの的中チーム数平均値は 1.8(極めて難しい)。解説者の全的中数は恐らく25~35でしょう。2023年度の的中数は34。
- 優勝チーム予想は的中しやすいシーズンと的中しにくいシーズンがある。昨季神戸優勝を予想した識者はゼロ。
識者の2024年度J1全順位予想
2月22日現在の識者の予想ですが、平均順位はここに掲載している11の予想の平均値をランキングしたもの。
なお、スポーツライター5名の予想が見つかりましたのでここに掲載しますが、全予想平均順位は上記の11名と5名に平均です。
順位予想で頼りになる識者
識者(元Jリーガーやサッカージャーナリストなどの識者)の過去4年間の順位予想と結果は次の通り。詳細はこちらの記事をご覧ください。
Jリーガー一覧
参考までに順位予想を大きく左右する即戦力の外国籍Jリーガー一覧はこちら!
Jリーガー市場価値ランキングをみると浦和が突出していることが分かる。
おわりに
J1全順位予想システムは過去のクラブ市場価値と勝点を使って新シーズンの勝点を計算する仕組み。
順位に影響するであろう過密日程(特にACL出場チーム)、選手のケガ、移籍、監督交代、あるいは高卒・大卒ルーキーの大活躍など、複数の想定外のことがなければ、予想順位から大きく外れないでしょう。
ただ、識者の期待を大きく外すチームが毎シーズン4~5チーム出ます。昨季期待値を大きく上回ったクラブは神戸と浦和。特に神戸に関しては優勝予想者はゼロ、ベスト予想ですら8位。7位福岡のベスト予想は12位、半数以上が17位か18位の予想。
一方、8位川崎のワースト予想は4位。ほとんどの識者が3位以内の予想でしたが、私も含めて大外れでした。
予想的中率倍増とは言え、新バージョンへの期待値は昨季と同じで、
- ズバリ的中:2チーム
- 上位クラス(1~6位フィニッシュ)的中:4チーム
- 予想対結果が2差以内:9チーム
- 優勝チーム:的中
- 降格チーム:下位2チームの内1チーム的中
- 平均乖離(予想対結果の差):3.0
期待値は昨季と同じですが、過去4年で上記全ての期待値を単年度にクリアーした識者は1人もませんのでかなり高いハードルです。2024年シーズン中間レビューとシーズン終了直後に最終報告をしますのでろしくお願いします。
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