Jリーグクラブ国内・アジア・世界ランキング:川崎フロンターレ 世界80位に躍進

(2019年12月17日掲載:2020年11月9日更新)

 

2020年度Jリーグでは川崎フロンターレが圧倒的な強さで勝ち進んでいる。その結果、クラブチーム世界ランキング80位にランクイン。80位はJチームの歴史において最高ランク(少なくても過去10年での最高位は鹿島アントラーズの84位)。

このように最新の試合結果を反映した世界クラブランキングが分かるのがfootballdatabase。このデータベースはサッカークラブのランキング計算にFIFAランキングと同じElo Rating Systemという相対評価で実力を表す指標を使っている。

この記事ではfootballdatabaseが掲載しているJリーグクラブの国内・アジア・世界ランキングなどを紹介

特にアジアランキングはまもなく再開されるAFCチャンピオンズリーグ戦の参考にして頂ければと思います。

Elo Rating Systemとは

 

ごく簡単に紹介しますが、このfootballdadabaseには次の3項目がポイントに反映されている。 

 

1.大会の重み(ランク)

  • 上位大会:FIFAクラブワールドカップ・欧州CL・南米サッカー選手権
  • 中位大会:AFCチャンピオンズリーグ・欧州EL・CAF(アフリカ)チャンピオンズリーグなど
  • 低位大会:OFC(オセアニア)チャンピオンズリーグ

 

2.リーグの重み (ランク)

  • 1位リーグ:イングランド、イタリア、スペイン、ドイツ
  • 2位リーグ:フランス、アルゼンチン、ブラジル
  • 3位リーグ:オランダ、ポルトガル
  • 4位リーグ:ベルギー、チェコ、ギリシャ、ロシア、スコットランド、トルコ、ウクライナなど
  • 5位リーグ:日本・韓国・中国などアジアの主なリーグなど

なお、1位リーグの重みは30、5位リーグの重みは10。 

 

3.得点・得失点差、試合結果、試合の期待値

3項目の詳細説明(英語)はこちら

 

 

Jリーグチームの国内ランキング

 

footballdadabaseでは日本国内サッカークラブの上位29チームだけを掲載している。Jリーグ加盟チーム(56)の半数は掲載されていない。これは、ドイツでも同じで掲載されているのは30チームだけである。なお、footballdadabaseでは世界2628チームを掲載。この数は恐らく全プロサッカークラブの20~30%程度でしょう。

 

 (2020年11月9日現在-2020年11月1日までの試合実績で算出) 

クラブ名

1

川崎フロンターレ

2

80

1643

+75

2

鹿島アントラーズ

13

229

1528

-93

3

横浜Fマリノス

17

279

1509

+137

4

サンフレッチェ広島

20 

313

1492

+62

5

セレッソ大阪

22

331

1487

+40

6

ガンバ大阪

26

389

1463

+186

7

浦和レッズ

27

394

1462

-197

8

FC東京

28 

399

1461

+101

9

柏レイソル

37

511

1432

+96

10

名古屋グランパス

48

592

1409

+419

11

ヴィッセル神戸

49

598

1408

+100

12

コンサドーレ札幌

80

892

1356

+221

13

ジュビロ磐田

97

984

1346

-374

14

大宮アルディージャ

103

1078

1334

+18

15

サガン鳥栖

116

1177

1323

-424

16

ベガルタ仙台

118

1196

1322

-392

17

大分トリニータ

125

1252

1315

+1209

18

清水エスパルス

129

1285

1311

-476

19

ヴァンフォーレ甲府

141

1360

1303

-9

20

アルビレックス新潟

150

1439

1298

+29

21

横浜FC

152

1449

1296

-52

22

ヴァンフォーレ長崎

171

1566

1288

-88

23

松本山雅

181

1663

1280+57

24

湘南ベルマーレ

188

1663

1277

-308

25

JEFユナイテッド

228

1901

1258

-5

26

京都サンガ

274

2191

1240+47

27

モンティディ山形

292

2272

1232

+35

28

徳島ヴォルティス

313

2372

1223

+29

29

アビスパ福岡

330

2448

1215

+25

  

(2019年12月1日現在)

クラブ名

1

川崎フロンターレ

6

159

1565

2

鹿島アントラーズ

8

171

1558

3

横浜Fマリノス

17

279

1505

4

サンフレッチェ広島

20

298

1492

5

浦和レッズ

23

335

1478

6

FC東京

24

351

1474

7

セレッソ大阪

25

357

1471

8

ガンバ大阪

43

518

1424

9

柏レイソル

47

549

1417

10

ヴィッセル神戸

53

628

1403

11

コンサドーレ札幌

67

771

1375

12

ベガルタ仙台

75

833

1366

13

ジュビロ磐田

88

934

1351

14

サガン鳥栖

90

951

1349

15

名古屋グランパス

94

995

1342

16

清水エスパルス

98

1038

1337

17

大宮アルディージャ

103

1055

1314

18

ヴァンフォーレ甲府

137

1331

1303

19

湘南ベルマーレ

144

1383

1300

20

アルビレックス新潟

148

1412

1298

21

大分トリニータ

154

1464

1293

 

 

アジアランキング

 

2019年度アジアチャンピオンのアル・ヒラル56位)にはFIFAクラブワールドカップ2019で優勝争いをして欲しかった。南米チームに勝てばAFC全体の重み(ランク)がアップするからね。結果は4位。

全北現代はKリーグで3連覇、ここ6年で5度優勝。絶対的な強さで世界ランキング83位となっている。

Jリーグ勢から世界トップ100(80位)にランクインしているのが川崎フロンターレ。12連勝などが評価された。2020AFCチャンピオンズリーグに出場できないのが残念だ。来年度に期待しよう。

なお、footballdadabaseに掲載されているアジアのサッカークラブ数は364チーム。アジアトップ20でAFCチャンピオンズリーグに出場していないのが、2位の川崎、13位の鹿島、16位の浦項、19位のブリーラムUTD、20位の広島。一方、Jリーグからは17位の横浜Fマリノス以外には、28位のFC東京、49位のヴィッセル神戸が出場。

 

(2020年11月9日現在)

アジアランク

クラブ名

1

アル・ヒラル 

サウジアラビア

56

1679

+45

川崎フロンターレ

日本

80

1643

+75

3

全北現代

韓国

83

1640

-3

4

ペルセポリス

イラン

96

1623

+27

5

アル・ドゥハイル

カタール

126

1588

-42

6

広州恒大

中国

137

1579

-16

7

上海上港

中国

139

1574

+34

8

アル・サッド

カタール

140

1574

+27

9

蔚山現代FC

韓国

141

1574

+142

10

タシュケントFK

ウズベキスタン

163

1562

+134

11

アル・ナスル 

サウジアラビア

187

1546

+25

12

エステグラール

イラン

215

1532

-4

13

鹿島アントラーズ

日本

229

1528

-93

14

北京国安

中国

250

1520

+214

15

アル・アイン

UAE

267

1514

-113

16

浦項スティーラース

韓国

276

1509

+221

17

横浜Fマリノス

日本

279

1509

+137

18

アル・アハリ

UAE

286

1504

+24

19

ブリーラム・ユナイテッド

タイ

296

1499

-116

20

サンフレッチェ広島

日本

313

1492

+62

    

 

(2019年12月1日現在) 

アジアランク

クラブ名

世界 ランク

ポイント

1

アル・ヒラル 

サウジアラビア

65

1660

2

全北現代

韓国

71

1649

3

アル・ドゥハイル

カタール

92

1622

4

アル・サッド

カタール

112

1595

5

上海上港

中国

140

1576

6

川崎フロンターレ

日本

159

1565

7

広州恒大

中国

169

1559

8

鹿島アントラーズ

日本

171

1558

9

ペルセポリス

イラン

174

1557

10

アル・ナスル 

サウジアラビア

178

1554

 

 

世界ランキング

 

南野選手がプレーする2019年度欧州チャンピオンのリヴァプールは、2019-2020年度欧州CLで決勝T1回戦敗退がひびいて2位に後退。一方、1位に躍り出たのが、欧州CLチャンピオンとなったバイエルン・ミュンヘン

欧州CLで活躍すると順位が大きくアップする。アタランタ(11位)が好例で165ポイントアップ。

南米チームではアルゼンチンのボカ・ジュニアーズの20位が最高。

詳細なリストについては世界100位まで掲載しているこちらの記事をご覧ください。

www.ippo-san.com

 

(2019年12月1日現在)

世界 ランク クラブ名 ポイント
1 リヴァプール イングランド 2070
2 バルセロナ スペイン 1981
3 マンチェスターシティ イングランド 1980
4 アヤックス オランダ 1935
5 バイエルンミュンヘン ドイツ 1935
6 ユヴェントス イタリア 1929
7 パリサンジェルマン フランス 1882
8 フラメンゴ ブラジル 1875
9 インテル イタリア 1855
10 レアルマドリード スペイン 1845

 

    

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まとめ

 


 

Jリーグチームの世界ランキングは総じて低いようだが、世界ランキング300位でもすごいこと。

現在イングランド・プレミアリーグWest Brom は世界ランキング314位。スペイン・リーグ・エスパニョーラでも Real Valladolid は271位。ドイツでもシャルケ04 は352位。

4大サッカーリーグの下位チームとJリーグの上位チームのランキングはそれほど差はないが、世界トップレベルのチームと対戦できるリーグでプレーする事はサッカー選手にとってたまらない魅力なのでしょう。

チームの世界ランキングを上げるには所属リーグで活躍することは当然ですが、リーグの重み(ランク)もかなり影響する。全く同じ結果(得点など)でもスペインのリーガ・エスパニョーラの勝利とJリーグの勝利ではポイントが3倍違ってしまうようだ。

Jリーグそのものをランクアップすれば自ずとチームもランクアップ。その為には、国際大会(例えば、FIFAクラブワールドカップやアジアチャンピオンズリーグ)で日本勢が活躍することに尽きる。

そうなれば、今盛んな若いサッカー選手の欧州移籍の際、所属チームに入る移籍金は大きく膨らむ。それはJリーグにとっても素晴らしいこと。Jリーグランクアップのためアジアチャンピオンズリーグ出場チームへの更なる日程調整などの配慮や支援を期待する。

横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸、目指せアジアチャンピオン!