【最新】 日本人サッカー選手市場価値ランキング、最高額は誰?

(2023年10月28日更新)

はじめに

6月の発表では、欧州組の多くの市場価値が大きくアップ。特に、三笘・久保・古橋・旗手などが大幅アップ。一方、Jリーガーの市場価値はややアップした程度。

10月に入ってプレミアリーグなどでプレーする主な選手の市場価値が更新され始めました。そして、三笘選手(10月10日)と久保選手の市場価値(10月14日)がともに50M€への爆上がりで日本人最高額。同額ですが、ランク順では久保選手が1位。

推定市場価値はおおむね年2回(夏と冬の移籍期間中)されますが、マイナーチェンジも含めて本記事最の内容を年5~6回更新しますのでよろしくお願いします。

なお、こちらの最新記事もご覧いただければ幸いです。

 

日本人選手市場価値Top 100

23年10月主な更新10月27日現在)
  • 三笘 薫 50M€(+18)
  • 遠藤 航 13M€(+6.5)
  • 久保建英 50M€(+25)
  • 中村敬斗 12M€(+4)
  • 南野拓実 10M€(+4)
  • 菅原由勢 10M€(+3.5)
  • 上田綺世 8M€(+2)
  • 伊藤洋輝 17M€(+7)
  • 板倉 滉 15M€(+3)
  • 瀬古歩夢 2.4M€(-0.6)
  • 田中 碧 2.0M€(-0.5)
  • 渡辺 剛 4.5M€(+1.7)
  • 町田浩樹 3.0M€(+1)
23年6月主なアップ選手(6月28日現在)
22W杯でドイツ・スペインを破ったことやプレミア挑戦1年目で高い評価を得た三笘薫選手の活躍などでこれまでの日本人選手に対する過小評価がやや見直されたようだ。
(6月26日発表まで:カッコ内は前回発表比)
  • 古橋亨梧 14M(+5)
  • 旗手怜央 11M(+4.5)
  • 菅原由勢 6.5M(+0.5)
  • 斉藤光毅 3.0M(+1.7)
  • 鎌田大地 27M(-3)
  • 堂安 律 18M(+3)
  • 伊藤洋輝 10M(+2.5)
  • 三笘 薫 32M(+10)
  • 久保建英 25M(+10)
  • 守田英正 12M(+2)
  • 中村敬斗 8M(+3)
  • 上田綺世 6M(+2.5)
  • 町田浩樹 2M(+0.5)ケガでシーズンをほぼ棒に振ったにもかかわらずUp

なお、日本人Jリーガー1位は鈴木優磨選手で2.0M€(+-0)。海外未経験Jリーガーでは山根視来選手で1.6M€(-0.1)。

項目説明

  • MV:推定市場価値(1M€≒1.57億円)
  • クラブは現所属クラブ 
  • +-:前回発表時(23年6月)からの増減MV(緑:Upピンク:Down

P(ポジション)説明

(Trandfermarktでは SS、RW、LW、CFがFW扱い)

  • GK:Goal Keeper
  • CB: Center Back
  • RB: Right Back
  • LB:Left Back
  • DM: Defensive Midfield
  • RM:Right Midfield
  • LM: Left Midfield
  • CM: Central Midfield
  • AM: Attacking Midfield
  • RW: Right Wing
  • LW: Left Winger
  • SS: Second Striker
  • CF: Center Forward 

Top 1~50位

 

Top 51~100位

 

Top100のUp-Dwon内訳(2023年6月v2023年1月)

欧州組45名、カッコ内は欧州組外55名(主にJリーガー)

  • アップ 20人(22人)
  • イーブン 13(19)
  • ダウン 12(14)

なお、101位以下の欧州組の半数以上は市場価値を落としてしまったので欧州組全体ではアップ・ダウンの人数はほぼ同じ。

Top100の年齢構成

海外の選手では21歳~25歳までが最多、日本選手では26歳~30歳が最多

  • ~20歳 1名(松木玖生)
  • ~25歳 39名
  • ~30歳 46名
  • ~35歳 13名
  • ~40歳 1名(長谷部誠)

 

日本人GKランキング

2023年6月28日現在

シュミット・ダニエル、前回と変わらず

● 中村航輔、22-23シーズン正GKの座を奪取、0.2M€アップ

川島永嗣の自己最高額は2013年の3M€(日本人GK最高額?)。40歳の現在は0.15M€

● Top5常連の西川周作東口順昭がTop10外

左からRank 選手名(リーグ、クラブ) MV/+-

1. シュミット(ベルギー1部、シント・トロイデン) 1.5/+0

2. 大迫敬介(J1、広島) 1.2/+0.2

3.高丘陽平(MLS、バンクーバー) 1.0/+-0

4.中村航輔(ポルトガル1部、ポルティモネンセ) 0.8/+0.2

5. 谷 晃生(J1、G大阪) 0.7/-0.15

 

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推定市場価値とは

 

推定市場価値はどのように決まるの?
話し合いで決まるらしいが、主な決定要因は、

  • 過去の移籍金
  • 年齢(低い方が長く貢献できる可能性が高い)
  • リーグ
  • チームの成績
  • ポジション(FW>DF・GK)
  • 人気度
  • ケガの頻度
  • ロイヤリティ(現所属チーム満足度)
  • 新環境適応能力
  • 過去の実績(ゴール数など) 

こうしたデータを総合的に判断して算定される。

サッカー選手の価値を計る物差しの一つだが、個人的には人の価値を算定するのはどうかと思う。ただ、興味津々ですね!  

推定市場価値(M€)の入手先と検索可能情報

データはドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」のサイトより入手。リストに掲載されていない選手の推定市場価値をご覧になりたい方は下記のサイトへアクセスして下さい。Most valuable players | Transfermarkt。

 

おわりに

サッカー選手の推定市場価値はあくまでサッカーに関する事であり、サッカー選手の「人」としての価値を示すものではない。この点は十分理解しているつもり。才能だけではなかなか辿り着けないのが一流と言われるレベル。 

海外でプレーする選手が増えているが、現時点で主な選手だけリストアップすると66名。そのうち最近移籍したのは4名。この傾向は当面続くでしょう。

多くの若いサッカー選手は飛躍の場を求めて欧州へ移籍。成功した時に得られるメリット(報酬・名誉・評価など)は桁外れに大きいが、成功しない確率のほうが高い。

それを承知の上で「若い時にチャレンジしたい」という気持ちが強いので海外でプレーする夢を追い求めるのだろう。

チャレンジして得られるものはお金やステータスだけではない。選手自身が認識しているかどうかは分からないが、海外チャレンジに失敗したとしても大きな財産を手にすることができる。

その財産とは忍耐力・適応力・表現力・精神力・価値観などどんな環境でも生きていける力だ。海外でプレーして得られることは、交通機関の発達していない遠い昔の時代の「可愛い子には旅をさせよ」と同等かそれ以上の財産を手にすることができる。

サッカー選手の活躍と成長を応援しましょうね! 

 

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