ネイティブが話す100語の用法を知れば英会話力は飛躍的にアップ

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英会話が難しいと思われるのは「私たちが良く知っている中学レベルの単語でも意味が分からない用法が沢山ある」ことが理由の一つ。知っている単語だけに、尚更、自分の英語力が足りないと思い込んでしまう。

例えば、make を使った次のフレーズの意味はいかがですか?

  • How did you make out?
  • Did you make out?
  • I can't make this out. 

意味の分からないのは、英語力不足というよりも make のいろいろな用法を習っていないだけ。難しい単語を使いこなそうとするよりも、知っている単語のいろいろな用法を習うことの方が英会話力は格段にアップする。

本記事ではデイビッド・セイン先生の著書「ネイティブはたった100語で話している!」から誰もが知っている英単語で、ネイティブと話さない限りほとんどふれることはないが、ネイティブがよく使っている用法をいくつか拾い出して本書の紹介としたい。 

「ネイティブはたった100語で話している!」本の紹介

 

  • デイビッド・セイン著
  • 229ページ
  • 一通り読むのに3時間+~
  • 中古本なら200円+

 

特徴

本書にはおよそ100語の単語を使ってネイティブがよく使う2500のフレーズを紹介している。ネイティブが実際に100語で話しているかどうはさておき、簡単な単語でも数多くの意味やニュアンスを持っていることに驚いた。

知っている単語ばかりなのですらすらと読める。ただ、意味の分からない用法がいろいろ出てくる。そこで本記事では解釈の難しいフレーズや状況次第では意味が異なってくる用法をほんの少しだけ取り上げました。

詳しくお知りになりたい方は本をご覧ください。また、購入希望の方はこちらをどうぞ! 

 

 

back の用法

 

意味を考えましょう。

 

娘がデパートで購入しきたTシャツを見た母親がキズに気付き娘に、

  • Take it back. 

そして「あんたは、なんて不注意なの・・・」と小言をぶつぶつ言う母親にカチンときた娘が言い返す。

  • Take it back. 

さらに、娘の言葉に思わず興奮してしまった母親が娘に、

  • Don’t talk back to me!

 

それぞれ次のような意味になります。

  • 返品しなさいよ
  • ちょっと、それは言い過ぎじゃない?/ 今の発言、取り消してよね
  • 言い返すのは止めなさい / 口ごたえは慎みなさい

 

 

how の用法

 

挨拶では、

How are you?

はあまり使わない。むしろ、

How are you doing?

が良く使われる。

 

「この車2万円で買ったんだ」と友達に言う。

I bought this car for 20,000 yen. 

それを聞いて友達はすかさず尋ねる。

How’s that?

ええっ! どうやって?

 

飾りつけをしている人が見ている人に尋ねる。

How’s that?

これでどうかな?

 

How’s that again?

それはどういうこと?もう一度言って下さい。

 

How about that?

どんなもんだい / すごいだろう。

 

相手を強く非難する。

How could you?

どうしてそんなひどいことができるんだ。

 

 

make の用法

 

生徒が先生の言う事を聞かない生徒に、

先生:I want you to clean your desk.

机をきれいにしなさい。

生徒:You can’t make me.

やなこった!

 

営業から戻ってきた会社の同僚に、

How did you make out?

うまくいきましたか?

 

混乱するようなことを言っている話し手に、

I can’t make this out.

何て言ったんですか?

 

デートした友達に、

Did you make out?

エッチしたのか?

 

You made my day.

うれしいことを言いますね。

 

Go ahead, make my day.

面白い、やれるものならやってみな。

 

 

day の用法

 

英語にはぴたりと当てはまる表現はないが同様に状況でよく使う表現

 

いってらっしゃい ⇒ 

  • Have a good day (my dear).

  ただ、子どもに対してなら

  • Be careful.

  (気をつけてね)

 

ただいま ⇒ 

  • How was your day?

  今日はいかがでしたか?

 

I had a long day.

きつい一日だった。

 

It wasn’t my day.

今日は日が悪かった。

 

What a day?

明るく大きな声で答えれば、「何てついてる日なんだ」。

沈んだ声で答えれば、「何てひどい一日なんだ」。

 

友達から「ロールスロイスが当たったよ」と聞いて、

That’ll be the day!

そんなことありえないよ!

 

 

way の用法

 

way は very と似た形容詞として使われる。

That’s way easy.

すごく簡単だよ。

 

順調に成果を挙げている相手に、

That’s the way.

その調子。

 

遅刻して給料を下げられた同僚に、

That’s the way it goes.

仕方ないんじゃないの。

 

スポーツ競技などでのほめ言葉として、

Way to go!

やったね! / よくやった!

 

驚きと賛同できないというニュアンスで、

No way!

とんでもない / まさか。

 

 

know の用法

 

会話では次の言葉へとつなげる相槌として使われることが圧倒的に多い。

 

You know.

あのね /それでね。

 

特に女性が話しかけるとき、

You know what?

あのね・・・。

 

I know (it).

そうよねー。

 

I knew it!

やっぱり! / そうだと思っていた。

 

I know that.

そんなこと、言われなくたってよくわかっているよ。

  

 

come の用法

 

Come again.

またどうぞ。

 

聞き取れなかったときなどに聞き返す。

Come again?

え?何だって?

(但し目上の人には、Excuse me?

 

顧客や来賓に対して、

× Come here. (こっちへ来い)

〇 Please come this way.

 

女性が甘えたい時に、

Come here.

 

友人同士の間で使われるくだけた言い方。

Come on.

来いよ / 元気出して。

 

 

look の用法

 

lookは会話の中では様々な意味を持つ。

A.It won’t be finished by tomorrow.

明日までに完成するなんて無理ですよ。

B.Look. It’s all up to you.

いいですか。それはあなた次第です。

 

Look here. You have been late three times this week.

よく考えなさい。今週君は3回も遅刻しているんだよ。

 

Look out!

危ない!

Watch out!と同じ)

 

A.You need to study harder.

もっと勉強しなきゃ。

B.Look who’s talking. You never study.

よく言うよ。自分だった全然勉強していないくせに

 

Look at that!

「あれを見て!」だが状況によっては、

すごいですね / これはすごい。

Look at that! Mary got a perfect score on the test.

すごいなあ。メアリーは試験で満点とっちゃったよ。

 

Look out for him.

He doesn’t have a place to stay.

彼には泊まる所がないので、面倒をみてやってください。 

I don’t trust him. Look out for him.

どうも彼は信用できない。気をつけてください

 

 

give の用法

 

スポーツや競技で誰かを励ます場合の表現は?

〇 Don’t give up.

投げ出すな。

× Never give up.

(人生)を諦めてはいけない。

 

I give up.

「もうやめた」だが、質問されて答えが分からない時の意味は、

I give up.

わかりません。

 

声を掛けた女性から言われたら、

Give it up

無理ね / 付き合うのはまっぴら。

 

口だけで一度も実行したことがない相手に誘われたので、

Don’t give me that.

そんなこと信じませんよ / うそばっかり。

 

なかなか切り出せない相手に、

A.I’ve got something to tell you.

ちょっと話があるんだが・・・

B.Give it to me.

言ってくれ。

A.We’re going bankrupt.

倒産しそうだ。

 

 

say の用法

 

相手の発言を聞いて賛成する。

I'll say.

もちろん / 賛成だ。

 

誰かの発言にショックを受けた時、

A.I went out with your girlfriend last night.

昨晩、君の彼女と出かけたよ。

B.Say what?

え!何だって!?

A.Don’t worry. We just had dinner together.

心配ないよ。一緒に夕食を食べてだけだから

 

What can I say?

どうしようもない(お手上げ状態)。

 

What did you say?

何て言った?

(けんか腰になっていると取られることが多いので注意)

 

Look! That new TV set costs only $300. What do you say?

ねえ見て。例の新製品のテレビわずか300ドルですって。どう思う?

 

話し手の意見や考えに賛同する。

You said it.

そうだよね(君の言う通り)。

 

話し手に驚きの気持ちを伝える。

You don’t say.

まさか / 本当?

 

 

tell の用法

 

話し手の指摘する内容が明らかであるという事に同意する。

A. Jack is always late.

ジャックはいつも遅刻しますね。

B. You’re are telling me.

本当に / 全くだ。

 

I’m telling you.

聞いてください / 本当なんです。

 

A. That was a bad idea.

失敗だったよ。

B. I told you.

言ったじゃないか。

 

子犬が雄か雌か分からないとき、

I can’t tell.

見分けがつかない

 

営業マンが値段の交渉中に

A. How about $5,000 for everything?

  全部で5000ドルでいかがでしょうか?

B. That’s too much.

  ちょっと高いですねえ。

A. I’ll tell you what.

  それではこうしよう。

 

 

enough の用法

 

アメリカ人の友人に食事に招かれて食事中にホストから、

Have you had enough?

食事は足りていますか? おかわりは? 

もう食べられなければ、

× I’ve had enough.

と返答すると「まずいからもういらない」と言うニュアンスで受け取る人もいるので注意。

 Thank you. I’ve had plenty.

恐れ入ります。もう十分いただきました。

と返答しましょう。

 

状況次第では、

I’ve had enough.

もううんざりだ / これ以上我慢できない。

 

わかっていながら、何度も同じ失敗を重ねる相手に、

Have you had enough?

まだ懲りないのか?

 

ケンカ腰の相手に言動や行動を牽制しようと、

That’s enough.

いい加減にしろ / もうそれで十分だ。

 

それでも辛抱できなくなったら、

Enough is enough.

もうがまんできない。

 

相手に用事を頼まれて引き受けるとき、

That’s easy enough.

いいよ(簡単ですからすぐにやりますよ)。

 

 

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おわりに

 

 

ネイティブはたった100語で話している!」に収録されているフレーズを暗記する必要はない。取りあえず、よく知っている単語の用法とその意味を理解することが第一歩。

本書を通してネイティブが使う用法を知ることは、生の英語にふれることに等しい。事前にふれていれば、実際に聞いたときには大まかな意味が思い出せる。そして体験を積み重ねればやがて使えるようになるだしょう。

100語からわずかな単語の用法の一部分を紹介しましたが、身近な単語のいろいろな用法にふれることから始めましょう。ご興味のある方は、是非、本を読んでください。

少しでもお役に立てたなら幸いです。