2026北中米W杯日本代表メンバーはほぼ確定、初召集は何名?

はじめに

2023年9月1日掲載:2025年7月7日更新

2026FIFAワールドカップ日本代表招集メンバーのほとんどは2025年3月のアジア最終予選に招集された選手となるでしょう。その理由を過去のデータを根拠に主に2つの視点から考察したい。

1つ目は、2大会連続招集メンバー過去の6大会では平均8.5名。カタール大会に続いて連続招集される選手は何名になるでしょう?

2つ目は、パリ五輪組過去7大会の平均は5.3名。パリ五輪組から2026W杯に招集される選手は何名になるでしょう?

最後に、初召集メンバーは何人になるでしょうか。

なお、こちらの記事もご覧いただければ幸いです。

 

2大会連続招集組は13名に確定、誰?

W杯2大会連続メンバー入りは、過去6回大会平均で8.5名。具体的には、2002年8名、2006年10名、2010年8名、2014年9名、2018年10名、2022年6名。

最近では登録人数が増えているので10名が妥当でしょうが、2026W杯で連続招集となる選手は13名と推察。しかも、2025年3月のアジア最終予選メンバーがほとんど。

3月メンバーは下記の通りだが、2022年W杯に出場した選手は太字の14名

  • 鈴木彩艶、大迫敬介、谷 晃生
  • 板倉滉伊藤洋輝、瀬古歩夢、高井幸大、関根大輝、菅原由勢、長友佑都
  • 遠藤 航守田英正田中 碧、藤田譲瑠、鎌田大地、旗手怜央、堂安 律、 久保建英伊東純也三笘 薫、中村敬斗、南野拓実上田綺世、古橋亨梧、 前田大然

上記14名以外に冨安健洋がいる。彼は外せないので総勢15名となってしまうが、伊東純也が外れると推察。それでも1名多いが、おそらく何らかの事情で参加できない選手が1名出てくると思う。それを考慮すると13名。

それでも過去データから算出した10名よりも3名多いが、2022年W杯での2大会連続出場組がわずか6名、その代り2021年東京五輪組が2022W杯に過去最多招集されたためでしょう。

 

残りの13枠のうち9枠は誰?

ということでW杯初召集は13名となる訳だが、その内の多くはア2025年3月と6月のアジア最終予選メンバーとなると推察。即ち、

3月と6月に連続招集された鈴木彩艶大迫敬介谷 晃生高井幸大中村敬斗は確定。さらに森保ジャパン常連の町田浩樹菅原由勢旗手怜央古橋亨梧は確定でしょう。これで22名。よって残りは4枠。

パリ五輪代表組からは何名?

過去7大会でW杯前の五輪代表からW杯に招集された選手は平均5.3名(2002年7名、2006年1名、2010年5名、2014年7名、2018年3名、2022年9名)。この数字は残り4枠より1枠少ないが、妥当な人数と思う。

具体的には、当確済の高井の他に関根大輝藤田譲瑠、細谷真大

これで25名が当確。残り1枠は誰でしょうか?

最後の1枠は誰?

具体名を記す前に、過去のW杯連続招集組と五輪代表組を除いたW杯初出場組は1大会平均9.7名(2002年8名、2006年12名、2010年10名、2014年7名、2018年10名、2022年11名)

そして現時点で上記に該当する初出場組みは9名(鈴木彩艶、大迫敬介、谷 晃生、高井幸大、中村敬斗、町田浩樹、菅原由勢、旗手怜央、古橋亨梧)であり、過去のデータよりわずか1枠少ないだけ。

残り1枠は誰だろう? 3月と6月に連続招集された藤田譲瑠を敢えて外してアジア最終予選6月に招集された佐野海舟を当確としたい。何故なら、彼が遠藤航の代役に最も相応しいと思うからだ。

以上で26名が出揃いました。2023年9月に本記事を掲載しておよそ2年経過したが、その当時の当確リストからの変更はわずか3名。意外と少ない感じがするが、突出して活躍をしている選手がほとんどいないので当然か。

今後、コンディッションやケガなどの影響で数名が変わることはあり得るでしょうが、今後突出して活躍する選手の出現でメンバーが変わることを期待したい。

ただ、誰が招集されても日本代表がベスト8の壁を破るのはかなり難しい。不可能なことではないが、その条件等に関してはちらの記事をどうぞ!

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おわりに

これまでは欧州のリーグで活躍すれば比較的スムーズにW杯メンバーになれたが、それは遠い昔の話。欧州のリーグでプレーする選手は現在およそ70+名。そんな中、欧州組からはその33%にあたる24名の選手が2026W杯メンバーになると推察。

ただ、確定となってもW杯ベスト8を狙うには明らかに実力不足。ベスト8常連国のようにベスト8になるには「5大リーグ + 欧州トップ50クラブ」の条件に当てはまる選手が20名くらい必要(日本の突出したチーム力を考慮しても最低10名)。

よって、今後「5大リーグ 欧州トップ50クラブ+レギュラーで活躍」を満たした選手が現われれば、2026W杯に招集される可能性は十分にあると言えるので初召集メンバーにやや変動はありそう。

みなさん、いかがでしたか? 日本代表選手には2026W杯で「ベスト8」という新しい歴史を作ることを期待したい。

 

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